こんにちは。営業本部部長のほどです。
年に1回、介在価値の高い仕事(=いい仕事)のグランプリを決めるコンテスト「T-1グランプリ」。タイキが長年大切にしてきた「顧客貢献に徹底的にコミットする」という価値観を象徴するイベントです。
だからこそ、その前身である「ベスプラ」の時代から、この舞台に立つことはタイキの営業にとって憧れであり、大きな目標となっています。「いつか自分も受賞したい」とその舞台を目指して日々お客様と向き合う社員も非常に多くいます。
その第5回目となるSEASON5が、2026年7月3日に開催されました。今回は受賞者の顔ぶれがこれまでと大きく変わり、新たな受賞者が続々と誕生。若手営業の活躍が印象的なコンテストとなりました。
今回のハレタイでは、SEASON5の受賞者と受賞作品をご紹介します。
なお、過去の記事では「T-1グランプリとは?」というコンテスト概要からご紹介しています。気になる方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
SEASON5の受賞者

最優秀賞
ジャム
【作品名】
人事部機能の消滅という危機に対し、社外人事として採用体制を再構築
〜本部主導型採用PDCAの確立と、店舗における安定した人員充足の実現〜
優秀賞
Y.F
【作品名】
お台場エリア30名の警備員募集の激ムズ案件!
~予算/選考プロセス/募集要件に踏み込み伴走し採用成功できた事例~
優秀賞
りっぽ
【作品名】
AI時代でも、採用の本質は原稿設計であることを体現
―“応募の量”から”応募の質”へ転換し、採用難度最高レベルの職種で狙い通りの2名の採用を実現 ―
入賞
すけたん
【作品名】
<広告型採用の限界を突破/100年企業を支える施工管理採用へ>
一度の失敗からでも諦めず、採用ターゲット・条件・スカウト戦略を再設計し、企業と伴走。施工管理(経験者+未経験)2名の採用を実現。
入賞
かなっきー
【作品名】
未来に向けた人材採用のための、採用活動のマインドセット・待遇の提案を行い、後継者となりうる人材の獲得ができた
りっぽ、すけたん、かなっきーは入社3年目。若手が活躍した今回の結果からは、一人ひとりの努力はもちろん、タイキの人材育成が着実に実を結び始めていることも感じました。
最優秀賞 ジャムの仕事を紹介

作品紹介
【この仕事の介在価値(=介在度×成果)】
タイキがお客様の社外人事となり、採用体制を再構築することで費用対効果を大幅に改善したこと
▶お客様が抱えていた課題
お客様は、飲食店を国内外に数十店舗展開している企業です。会社の買収により従来の人事部機能が消滅。加えて、現場ごとの場当たり的な採用活動を続けていたことで、採用コストの悪化を招いている状況でした。
▶課題解決に向けて、どのように介在したか
タイキが社外人事として支援し、お客様自身が採用活動を自走できる状態を構築しました。具体的には、次の2つを軸に提案・支援を行いました。
(1)採用フローの構築
採用窓口を一本化し、本部主導で採用を進める体制を構築。応募管理・面接調整などの属人化しやすい業務については全店舗で統一運用できる仕組みを導入しました。
(2)採用戦略の立案
各店舗の充足状況を把握し、蓄積したデータに基づいて目標応募数の設定~媒体選定~次月施策の決定まで一貫して設計・運用するフローを構築。しっかりとPDCAを回せる状態にしました。
▶どのような成果を実現したか
この仕事の前後で比較すると、応募数は約4倍に伸び、応募単価は約6割削減することに成功。大幅な費用対効果の改善を実現しました。採用体制が整ったことで、店舗の採用充足状況が改善。月4,000時間に及ぶ正社員の過剰稼働の解消や、派遣・スポットバイトの利用を抑えることに繋がりました。
受賞の感想

この度は発表の機会をいただき、ありがとうございました。
今回のお仕事は、人事部機能の消滅という大きな変化に直面したお客様に対し、採用体制をゼロから構築していく難易度の高い案件でした。しかし、「何とかお客様の力になりたい」という思いで伴走する中で、少しずつ採用体制が整っていき、成果が数字として見えるようになっていく過程を楽しみながら取り組むことができました。
また、この成果は上長をはじめ、アシスタントの皆さんや制作担当の皆さんなど、多くの方々に支えていただいたおかげです。これまで関わってくださった方々に、最優秀賞という結果で恩返しができて嬉しく思います。
優秀賞 Y.Fの仕事を紹介

作品紹介
【この仕事の介在価値(=介在度×成果)】
採用相場観のないお客様に対し、予算・募集条件・選考プロセスまで踏み込み、採用成功の勝ち筋を構築したこと
▶お客様が抱えていた課題
お客様は、港湾警備を強みに全国展開する総合警備会社です。大型の新規案件が決まり、稼働開始までの2カ月半で30名の人員確保が必要でした。ところが、お客様社内には採用相場や採用ノウハウがほとんどなく、「どの媒体に、どれくらいの予算をかけ、どのような条件・選考フローで募集すれば30名を採用できるのか」が見えていない状態でした。
▶課題解決に向けて、どのように介在したか
採用相場や採用ノウハウを共有したことでお客様の採用本気度を高め、そのうえでお客様と一緒に採用戦略を設計しました。具体的には、次の2点を提案しました。
(1) 過去の掲載実績や市場データをもとに、必要な予算や応募目標など採用相場を可視化。現実的な採用計画を提案しました。
(2) 採用計画を達成するためには、面接実施数を増やす必要があったため、競合に負けない時給設定の見直しに加え、合同説明会やWEB面接の導入を提案しました。
▶どのような成果を実現したか
予定より1ヶ月半前倒しで、21名の採用に成功。当初は30名を想定していましたが、フル勤務可能な経験者を多く採用できたことで、21名でシフトが充足できる体制を実現。結果として、採用活動期間の短縮と採用費用の削減にもつながりました。
受賞の感想

T-1グランプリの発表の場に、自分を選んでいただけるとは思っていなかったので、正直ビックリしました。ですが、発表後には「良い取り組みだね」「すごく考えて仕事しているね」と多くの方に声をかけていただき、優秀賞までいただくことができて、本当に嬉しかったです。
今回改めて感じたのは、お客様と同じ目線で悩み、一緒に採用成功を目指して伴走することの大切さです。これからも目先の数字を追いかけるだけではなく、一社一社の期待に寄り添い、「任せて良かった」と思っていただける営業を目指していきます。
優秀賞 りっぽの仕事を紹介

作品紹介
【この仕事の介在価値(=介在度×成果)】
応募数ではなく、「定着・活躍」をゴールに見据え、お客様が真に求める「採用成功」を再定義したこと
▶お客様が抱えていた課題
お客様は、主に太陽光発電システムや蓄電池システムの販売事業を展開されている企業です。個人宅の訪問営業職が「採用できない」「定着しない」状態が長らく続いていたものの、前回の募集で10名の応募獲得、2名の採用に成功。ところが、全員が早期退職となってしまいました。
▶課題解決に向けて、どのように介在したか
「定着・活躍」を採用成功と捉える考え方をお客様と共有。そのうえで、原稿を再設計しました。具体的には、次の2点を実施しました。
(1)応募数を追う採用から、「定着・活躍」を重視する採用へと方針を転換。ターゲット設定や原稿コンセプトについて、お客様とタイキで丁寧にすり合わせを行いました。
(2)最終的に応募者の心を動かすのは“原稿そのもの”であるという原点に立ち返り、原稿設計を見直しました。前回の採用者が早期退職した要因である「仕事の厳しさ」についてもあえて明示。ミスマッチを防ぐことを重視し、徹底的に定着を意識した原稿へとブラッシュアップしました。
▶どのような成果を実現したか
1ヶ月で応募5件を獲得し、2名の採用・定着に成功。応募数は前回より減少した一方で、応募者の質が大きく向上。掲載終了から数ヶ月経過した現在も、採用者の定着率100%を実現しています。
受賞の感想

今回のお仕事では、何度もお客様との打ち合わせを重ねる中で、お客様にとって本当に必要なのは「応募数を集めること」ではなく、「長く活躍できる人材からの応募」だと感じ、応募数よりも質を重視したご提案を行いました。採用が難しいと言われる職種・エリアだったこともあり、多少の不安もありましたが、最終的にターゲット通りの方を採用することができ、とても嬉しかったです。
自分自身もお客様も納得できる原稿を作るため、試行錯誤を重ねながら本気で向き合った案件だったので、今回その取り組みを皆さんに共有できたこと自体が大きな喜びでした。また、この案件でもご同行いただき、普段からたくさん支えてくださっている上司のホンダさんに、少しでも恩返しができたことも嬉しく思います。
入賞 すけたん・かなっきーの仕事を紹介
すけたんの仕事

【この仕事の介在価値(=介在度×成果)】
採用手法の転換を起点に、採用戦略全体を再構築。即戦力人材の確保と次世代人材の育成基盤づくりを両立し、100年企業を目指す組織づくりに貢献。
▶どのような仕事だったのか
お客様は、木材販売から建築設計・施工まで一貫して手掛ける総合住宅企業です。施工管理募集をIndeedで行うも、採用したい層からの応募がなく、採用できない状態が続いていました。
そこで、広告型からスカウト型への転換を提案するとともに、採用ターゲットの再定義や採用コンセプトの設計、給与設定の見直し、選考プロセスの設計まで一貫して伴走しました。
結果、事業を支える即戦力となる経験者と、未来を担う未経験者の1名ずつの採用に成功。さらに、採用単価が100万円と言われる施工管理募集において、市場相場を大きく下回る採用単価36万円を実現しました。

今回、このような貴重な機会に選んでいただき、発表の場をいただけたこと、本当にありがとうございました。当日はかなり緊張してしまい、正直なところ発表中の記憶が少し飛んでいます(笑)。
準備期間は、日々の業務と並行してPowerPointの作成や発表練習を進める必要があり、想像以上に大変でした。ですが、発表後に皆さんから温かい声援や拍手をいただいて、「自分はいい仕事ができたんだな」と実感し、とても誇らしい気持ちになりました。
これからも、自分の仕事が誰かの仕事に良い影響を与えられるよう、全力でお客様と向き合っていきたいと思います。
(次の発表の機会があれば、もっと盛り上げられるようなボケを考えます)
かなっきーの仕事

【この仕事の介在価値(=介在度×成果)】
顧客の意思決定を動かし、欠員補充ではなく事業目標の実現に必要な人材採用につなげたこと
▶どのような仕事だったのか
お客様は、30年続く個人経営のコンビニです。店舗を任せられる正社員の採用を目標としながらも、オーナーは「後継者採用なんてどうせ無理」とあきらめ、採用活動に踏み出せていませんでした。
そこでまずは、後継者としてのポテンシャルを持ったアルバイトの採用を提案し、採用に成功。これをきっかけに、オーナーの意識は前向きに変わりました。その後、焦らず長期的な視点で採用を進める考え方へ転換し、採用条件を設計するなど、正社員採用の土台を築きました。
結果、店舗運営を任せられる後継者候補を1名採用。入社から半年が経過した今は、アルバイト面接を皮切りに、徐々にオーナーの業務を引き継ぐ話が進んでいます。

発表者に選ばれるとは全く思っていなかったので驚きましたが、思い入れのあるお客様のお仕事で選んでいただき、とても嬉しかったです!発表の機会をいただき、ありがとうございました!!!
このお客様とは、長く関わらせていただく中で、表面化していない課題についても相談していただけるようになりました。お客様の将来を一緒に考えて提案し、採用成功につなげられたことは、自分にとって、とても良い経験になったと思います。
T-1グランプリを通して、お客様との歩みが自分自身の成長につながっていたことを改めて実感しました。長くお取引いただけていることや、さまざまな提案を任せていただけることへの感謝を忘れず、これからもご縁を大切にし、お客様の未来まで一緒に考えられる営業を目指して頑張ります!
T-1グランプリ当日の様子





最後に
タイキでは、MVVのValuesの一つに「介在価値を発揮し、期待に応える」を掲げています。今回のSEASON5を通じて改めて感じたのは、高い介在価値を生み出しているのは、社員一人ひとりの「お客様の期待に応えたい」という想いだということです。
記事の冒頭でも触れた通り、今回の入賞5作品のうち3作品は、入社3年目の若手社員によるものでした。「期待に応えたい」という想いが、お客様への深い理解や、自分に何ができるのかを考え抜く行動につながり、大きな成果や価値を生み出していたのだと思います。
私は、タイキの面接を受けに来られた方から「どのような人が活躍していますか」と聞かれると、いつも「お客様の役に立ちたい、期待に応えたいという想いが強い人ほど活躍しています」とお伝えしています。今年のT-1グランプリは、その言葉に間違いはなかったと、改めて実感する機会となりました。
また、高い介在価値は、営業一人だけで生み出せるものではありません。今回の受賞作品にも、一人ひとりの想いに仲間の力が加わることで、より大きな価値を実現した事例が数多くありました。
エントリーされる仕事のレベルは、年々着実に向上しています。開催目的である「多くの良い仕事が生まれ、賞賛される風土・文化を実現すること」も、回を重ねるごとに社内全体へ浸透し、少しずつ形になってきました。
これからも、社員一人ひとりがお客様の期待に応える仕事を追求し、その仕事を仲間同士で称え合いながら、タイキらしい介在価値をさらに高めていきたいと思います。
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