こんにちは。営業本部部長のほどです。
10月31日、今期の方針を発表する「タイキキックオフ」が初開催されました。その中でも特に盛り上がりを見せたのが「T-1 Ace Award (エースアワード) 」の表彰です。
これまで社員の功績を称えるイベントとしては「T-1グランプリ」や「タイキアワード」がありましたが、今回の「T-1 Ace Award」は“営業業績”にフォーカスした初の試み。
受賞者・入賞者による「いかにして成果を生み出したか」の発表も行われ、今期への意気込みが一層高まりました。
今回は、タイキの新たな文化を感じる、印象的な1日の様子をご紹介します。
タイキキックオフとは
タイキでは、10月スタートで1年が始まります。新たな期の始まりにあわせ、今期の方向性を全従業員に周知し、一丸となって取り組んでいくために企画されたのが「タイキキックオフ」です。当日は、会社全体の方針発表を丁寧に行い、経営陣と従業員がしっかりと目線合わせを行いました。
会社全体の方針の発表
タイキは今期の5月(2026年5月)に50周年を迎えます。会社全体の方針発表では、50周年を迎えたその先も、10年、20年と発展していくパワーを社内から生み出していこうというメッセージが発信されました。その一例をご紹介しますと、企業理念のブラッシュアップです。1年かけて議論を行い、新たな「タイキの強み」を生み出す土台を作っていきます。
また、Indeed Platinumパートナーとしての現在の立ち位置を盤石なものにしたうえで、マーケットの多様なニーズにどう応えていくかという話もありました。新事業の可能性にも触れるなど、全体的に新たな時代の幕開けを予感させる発表内容となりました。
営業方針の発表

タイキの営業方針は、ハレタイでもお伝えしてきた通り、「顧客の経営課題解決に向けたトータルソリューションを提供し、顧客生涯価値(LTV)を最大化する」ことです。そのためにはまず、外部環境に左右されない安定的な業績の確立が不可欠になります。全社方針でも示された業績目標の達成を目指すのは、お客様に最適なソリューションを提供し続けるため。今回の発表では、「なぜ目指すのか」という目線合わせを行ったうえで、現在推進している「正社員領域の拡大」をさらに加速させていく方針など、具体的な方向性が示されました。
人事方針の発表

人事部が今期掲げるビジョンは「従業員が生き生きと働くことを支援し、全社生産性の向上を実現する」。生産性の向上と、化学反応(従業員1人1人の“足し算”ではなく、“掛け算”を推進すること)の2点をポイントに、4つの戦術を展開していくという話がありました。中でも一番力を入れていくのが「従業員のポテンシャルの最大発揮へ、育成を今まで以上に強化する」こと。従業員が仕事に楽しさ・やりがいを感じる機会を増やし、人生が楽しくなることを目指します。
T-1 Ace Awardとは
T-1 Ace Awardは、T-1グランプリを運営するT-1委員から発案された、タイキのエースとなる営業を称えるイベントです。T-1グランプリを運営するT-1委員から発案され、「挑戦が、未来を創る」をテーマに昨期よりスタートしました。
T-1 Ace Award開催目的
・健全な競争文化の創出
┗互いに刺激し合い、切磋琢磨する環境づくり
・全社業績の底上げ
┗競争を通じて全体のレベルを向上
・成功事例の共有
┗成功の秘訣や困難の乗り越え方を学ぶ機会
・次世代Aceの輩出
┗新たなハイパフォーマー誕生のきっかけ
T-1グランプリが、「良い仕事を称え合う風土醸成」を目的としているのに対して、T-1 Ace Awardの目的は、「次世代Aceの輩出と業績底上げ」です。1年かけて「業績(売上と達成率をポイント化して算出)」を競い、年間業績上位者に対して表彰を行います。その表彰式は、「挑戦による失敗や成功、学びの共有の場」という位置づけ。成功のポイントや失敗を共有してもらうことで、全従業員が成長するきっかけとします。
表彰されるのは、年間業績1位~3位(一般部門)と、新人カテゴリーTOPに贈られる新人賞です。もちろんインセンティブもあり、新人賞3万円、3位10万円、2位15万円、1位にはなんと30万円が贈られます!
毎月途中経過のランキングが広報されていましたが、月ごとに上位の入れ替わりがあり、白熱した展開となっていました。特に新人賞は大混戦!査定期間の最終月までもつれこんだレースの結果は、果たしてどうなったのでしょうか…!?

T-1 Ace Awardの受賞者
4名の受賞者を発表します!一般部門は、ベテラン勢の健闘が光りました。

【一般部門 1位】
CH1RO

【一般部門 2位】
けんと

【一般部門 3位】
ほど

【新人部門 新人賞】
りっぽ
新人賞:りっぽにインタビュー

新人賞受賞、おめでとうございます!営業第三部で一緒にやっていた時から、りっぽが新人賞を目指して頑張っているのを見ていたので、有言実行で受賞して本当にかっこいいと思います。念願の新人賞を受賞した感想を聞かせてもらえますか?

ずっと意識していた賞だったので、「おぉ、よかった~…」と思いました。8月時点では1位ではなかったんですよね。狙っていながら獲得できないのは嫌だったので、受賞できた時は安心感がありました。

周囲の反応はどうでしたか?

課長のホンダさんには狙っていることをずっと話していたので、受賞をすごく喜んでくださいました。他の先輩方も「おめでとう!」といっぱい言ってくださり、すごくありがたいなと思いました。

当日も発表していたけれど、改めてこの場で、新人賞に輝いたポイントを話してもらえますか?

はい。今回受賞できたポイントは3つあります。
1つ目は、新規受注をたくさんあげることができたこと。
2つ目は、大手顧客からご発注いただけたこと。
3つ目は、リテールのお客様からリピートをたくさんいただけたこと。
1つ目の新規受注に関しては、以前のハレタイでもお伝えしたことと変わらず、テレアポしたお客様にハガキを送るなど、方法にこだわってアプローチし続けたことが要因です。
2つ目の大手のお客様については、同行していただいたホンダさんの力が大きいのが正直なところですが、お客様の状況をきちんと把握したうえで目線合わせを行い、クロージングするということを意識しました。関係構築がしっかりできたことで、毎月120万円のお取引を継続いただいています。
3つ目のリテールのお客様については、手厚い伴走がリピートに繋がったと分析しています。ほぼすべてのお客様でリピートをいただくことが出来たのではないでしょうか。

それほどまでにリピートに繋がった伴走の中身が気になりますね!どんなことをしているのですか?

僕は先輩方よりもお客様が少ない状態だからこそ、日々の振り返りや伴走はしっかりやるべきだと考えています。伴走で目指すのは、採用が必要になった際に思い浮かべてもらえる状態を作ること。3ヶ月に1回はご連絡をし、その場で次の連絡スケジュールを登録することで、コンスタントに状況などを伺えるようにしています。

しっかり管理して行動しているんですね!すばらしい!
ちなみに、新規のほうはどのような戦略を立てて取り組んだのでしょうか?

新規件数目標を追いかけながら、単価向上のために正社員領域の受注をとりに行く取り組みをしていました。

社数も単価も、両方を上げることにチャレンジ…簡単にはできないことでは?

そうなんです…。途中でどっちつかずの状態に陥ってしまいました。正社員領域はアルバイト・パート領域に比べて受注難易度が上がるので、正社員領域のお客様に集中してアプローチしていたら新規受注のペースが落ちてしまったんです。そこで、ホンダさんに相談して、まずは新規件数目標を目指し、達成後の期間で正社員領域の受注を目指そうということになりました。

おおお…早々に件数目標をクリアしようって、言うのは簡単だけど、難しいことだよね!?

僕も「やりたいけれどできない」と思っていたのですが、ホンダさんが「りっぽならできる」と言ってくださったので信じました(笑)!そうしたら迷いが減って、前向きに行動できるようになり、作戦通りにいくことができました。

意識が変わって行動が変わった好例だね!ところで、正社員領域の受注については、どのようにして成果を上げたのですか?

事例をフックにして提案しようということやっていて、事例を持っている施工管理、営業、経理募集に絞ってアプローチしています。アポが取れたら、都度ホンダさんに業界のことを質問しながら学んでいるので、だんだんとトークに自信がついてきました。

最後に、今期1年への意気込みを聞かせてください。

これからは新人という枠組みがなくなります。先輩たちと同じスタートラインで肩を並べた状態でも、目立てる存在になっていきたいと思います。

本日はありがとうございます。改めて、新人賞おめでとう!
1位:CH1ROにインタビュー

1位受賞おめでとうございます!同期で、今は共に営業本部をけん引しているCH1ROが1位になるとは正直驚きました。

いや、本当に。率直に言うと、次世代エースのための賞なのに選ばれてごめんなさいって思いました。営業第一部のミッションである「CH1RO」に私自身も取り組んだ結果、1位になっていたという感じなので、タイミングですね。

改めて、この1年、業績をつくることができたポイントを教えてもらえますか?

ポイントは2つです。関係性を繋いでいくこと、そして協業して組織のノウハウをフル活用していくこと。
今回は、大手のお客様1社からのご発注が爆発的に伸びたことが受賞できた要因です。僕は、このお客様だけで150人の方の連絡先を知っています。その方たちに定期的に連絡をしたり、意見交換をするうちに、コンペの話をいただくことができました。
実はこの時、お取引自体はストップしていたんです。でも諦めずに連絡を取り続けていたことでチャンスをいただくことができました。

お取引がストップしてしまったら、ちょっと連絡しにくなるのでは!?それなのに何故関係を繋いでいけたんですか?

僕はそこの感覚が壊れているのかもしれない(笑)。お取引がストップすることはあまり気にしていなくて、当たり前だと思ってます。事業の都合、ステークホルダーとの関係性…いろいろと事情はありますよね。だから「一度お取引が止まっても、また戻ってくればいい」というスタンスでいるので、普通に連絡しちゃいます。

なるほど。キックオフで、今の話と同様の話が社長からもありましたね。
話を戻しますが、コンペのチャンスをいただいて…先ほどの2つ目のポイントがでてきますか?

そうです!コンペで勝てるポイントはどこなのかを考えたら、長く担当させてもらっている中で培った「情報量」と、そこに対する「制作の思慮の深さ(制作力)」。そして「広告の運用ノウハウ」だという結論に。だから僕が厚い信頼を寄せる、制作のメガネさんと、営業企画部の運用メンバーに企画書作成の段階から協力してもらいました。
そのコンペで勝利し、かつ、着実に効果を上げていったことで、今度は採用HPやWEB広告、SNS広告もお任せいただけることに。今でもメガネさんと運用メンバーで定期的にミーティングを行いながら、お客様に価値提供をしています。

チームでお客様に対峙するって大事なポイントですね。

スタッフの力を引き出して、一緒にお客様にあたっていくことはやっぱり大事。うちのスタッフはめちゃくちゃ優秀な人が揃っているので、総合力で勝っていけると思っています。

一緒にあたるって、みんなもできることですよね?

チームであたる際のポイントとなるのは、営業がお客様のインサイトを見に行って、本当にやりたいことの情報を拾い、整理すること。特別なことじゃなくて、誰でもできると思っています。

誰でもできることと言いながら、そのレベルに差があるのが現実です。その差はどこから生まれているのでしょう?

お客様に興味を持っているかどうか、そしてその興味を持続させられるかどうかではないでしょうか。例えば、「御社の商売は順調ですか?」と聞いて、「順調です」と返ってきた時に、「何よりですね」で終わるのではなく、「何がポイントだったんですか?」と質問する。興味があればそういうことができて、話をどんどん深めていけます。

もう1つ、CH1ROに聞きたいことがあって。CH1ROは2011年に、業績に関する5つの指標で営業TOPになり、5冠に輝きました。あれからずっとトップを走り続けていられる要因は何でしょうか?

それも突き詰めると、「お客様への興味」になります。売上や利益はお客様からの期待の表れであるってよく言いますよね。「この人になら預けてもいい」と期待してもらえるかどうか。お客様に興味を持たないと、その期待の種になるような深い話は出来ないと思っています。

最後に今期1年の意気込みをお願いします。

プレイヤーとしては、今回発表したような仕事の事例をたくさん作りたいです。でも基本的にはマネジャーとして存在価値を発揮していくべきだと思っているので、お客様に価値還元できる状態を1社でも、メンバー1人でも多く増やしていきたいです。

貴重な話の数々、ありがとうございました!

最後に。
今回のタイキキックオフを振り返ると、T-1 Ace Awardも含めて、共通して浮かび上がったキーワードは「協業」だったように思います。
CH1ROが表彰の場で最も伝えたかったのは、「タイキのスタッフは本当に優秀で、その力を引き出しながら一緒に挑むことが営業の最大のポイント」というメッセージでした。2位のけんとも、「パワーの足し算ではなく、得意同士を掛け合わせることで生産性は一気に高まる」と力強く話してくれました。そして私自身も、発表の中で 「チームでお客様に向き合うことの大切さ」 に触れました。
今期は、前期からさらにストレッチした高い営業目標を掲げています。正直、1人で挑み続けるには限界があります。だからこそ、チームの力が不可欠です。
それも、ただスキルを持ち寄るだけでは足りません。お互いの強みが掛け合わさることで、チームとしての総合力が大きく伸びていく。そんな状態を目指したいと思っています。 そのためには、全員で目標を共有し、「自分はどう貢献できるか」を主体的に考えることが大切です。今回のキックオフは、その目線を合わせる良いきっかけになったはずです。これを機に社内の協業がさらに進み、チームとして一段上の成果を出していけることを願っています。
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