営業部次長のほどです。 本日はタイキの「採用成功にこだわる風土」の実績ともいえる“シェアナレ”受賞にまつわるインタビュー記事を紹介します。2022年3月7日、リクルート主催「21年度下半期シェアナレアワード(リクルート代理店全体のナレッジ共有会)」が開催。もりたさんが見事、準大賞を受賞されました。受賞作品の内容はもちろん、シェアナレに秘めたる思いに今回はインタビューで突っ込んで聞いてみました。
受賞された作品のご紹介
お仕事のきっかけ
もともと焼き鳥居酒屋&焼き肉店6店舗を経営していたお客様。コロナ感染拡大に伴い、一時、2020年6月には全店閉店を決断。そして、2021年に入り、「やっぱり飲食店をやりたいんだよね」と社長から相談をもらい、今回の仕事はスタートしました。
どんな介在価値を発揮できたか
お客様から新店オープンの相談をいただいた後、時給の設定~手段設計まで、採用活動、その後の活躍まで、あらゆるプランニングを行いました。加えて同社の顧客獲得の為の集客手段を設計。VUCA時代における求人広告代理店の提供価値の最大化を実践しました。
提案概要
①圧倒的なリード獲得
タウンワーク/Airワーク/Indeed/リスティング・ディスプレイ・リターゲティング広告(Google・Yahoo)を全てリード生成の為の手段と置く。
②アセスメント強化
同社のアルバイトの時給は破格の2000円スタート。これも社長と話し合って一緒に決めていきました。「なぜ時給2000円なのか」を社長の熱い想いと共に語るLPを制作し、動機づけ強化&雰囲気を伝えきる設計に。加えて、応募フォームに関してもアルバイトではありえない、約30にも及ぶ必須回答項目を設ける。1年後の自分、3年後の自分、5年後の自分、日課…など、求職者のパーソナリティを知れる項目を網羅。更に、自己PR写真を5枚まで登録可能なフォームを生成。
③不採用者へのフォローUP
不採用者の方へのお祈りメールを送る際に「お祈りメールをお持ち頂いたら、焼鳥1本無料」というキャンペーンを設定。
結果
タウンワーク720名、Airワーク85名、Indeed120名、他リスティングなどで約200名、合計で1200名を超える応募を集め、10名の採用に成功。
シェアナレ受賞の感想
シェアナレ受賞おめでとう!受賞の感想を教えてください。
「準大賞かー」という感じです。楽しい仕事だったし、新しい仕事に取り組むという点では良かったのですが、(リクルートのコンテスト形式という)他者に評価される点ではちょっと悔しかったです。
大賞取れると思ったよねー。常に1位を目指すスタンスが良い。
そうだねー。ただ、どちらかというと新しい提案で採用成功を実現できたということが一番大きい気持ち。リクルートのシェアナレという公の場でリクルート以外の採用手法も取り入れて提案をした総合的な仕事で、評価を得られたのは嬉しかったなと思います。
準大賞の成果もそうだったけど、シェアナレを視聴していた外部の方々から「リクルートとしてもこうしたことに取り組まないといけない」など、たくさん声をかけていただいて。様々な人に仕事を通じて、興味を持っていただいたことが単純に嬉しかったです。
評価されたポイントを教えてください。
新しい採用の在り方が大きなポイントでした。また、その中でもリクルートの既存メディアの可能性もまだまだあると思えた作品でしたという評価でした。
発表にかける思い
新しい採用手法となると、公の場で発表してしまうと、タイキの優位性が一方なくなってしまうのではと思うのですが、なぜ、シェアナレにエントリーしようと思ったのですか。
まずは、今回の仕事を通じて代理店の立場から新しい商品開発をしていく必要があるのではと投げかけたかったことです。
もう1つは、純粋にタイキの提案力をリクルートや代理店各社が集まる場でアピールしたい。これは私がいつもシェアナレに自分の作品を出す大きな理由です。対外的に提案のタイキの存在を知ってほしいから。自分たちが1年目・2年目だった頃は、当時同じようなリクルートのコンテストでタイキは常連だったので、うちの会社ってレベル高いんだなと、新人ながらに思っていました。そんな状態をこれからも作り続けたいと思っています。
確かに!入社した頃はまさにそうでした。タイキのプレゼンスを向上させることが、競合との差別化にもつながるし、働く従業員の自信にもつながりますね。もりたさんが、実は目立ちたいのかと思っていました(笑)
違います(笑)この視座で(後輩たちが)仕事をしてほしいからです。そのお手本になれたらと思っています。また、自分の会社に誇れる状態を作れたらなと。
どうしたらそんな仕事ができるのか
実際、今回のような仕事を生み出そうとすると難易度が高いのでは、と思ってしまいますが、どうしたらそんな仕事ができるのか教えてください。
大前提は「お客様の役に立ちたい」がベースだと思います。役に立ちたいとなった時に、お客様がどうしたいのかを考えます、そして自分がどう関われるのかを突き詰めて考えていく。すると、自然と既存サービスだけでは提案しきれない課題が生じます。そこで、今までやってきた知見を組み合わせて何かを作れないかとか、なければ自ら調べてどうしたら提案できるかを考えます。
ふと思ったんだけど、「お客様の役に立ちたい」と思っていない人はいないと思っていて、そこにどんな違いがあるのでしょうか。
「出口の描き方」や「踏み込み方」が違うのかなと思います。役に立ちたいと考えた時に、別に既存メディアだけでも役に立てないわけではないです。でも、自分が知っている範囲(できる範囲)だけで価値を発揮しようとすると、新しい提案が生まれていかないですよね。また、新しい仕事に取り組むメンバーに共通しているのはお客様への踏み込み方、お客様のことを知りに行く姿勢が違います。
踏み込む→提案できる幅を広げないといけない→詳しい人やネットなどで調べる→新しい仕事の提案を行う、そんなスパイラルが生まれるということですね。
どんな存在でありたいか
改めてな質問になりますが、もりたさんはお客様にとって、どんな存在でありたいと普段思っていますか。
全てのお客様に通じることで、その会社のことをその会社の従業員以上に知っている状態でありたいです。お客様にとって、一番に相談できる相手であり、1いえば10返ってくるそんな存在であり続けたいですね。
もりたさんらしいです。同感!私も常々思っています。
また、お客様からの求人のご依頼は、お客様自身で色々調べてきた結果、私たち代理店にこの媒体でやりたいと依頼を頂くケースが多いですが、それよりも前の段階である「問題認識」「課題設定」の段階から入れている状態でありたいです。
プロダクト型の営業でなく、ソリューション型の営業ということですね。しかし、そういう仕事って、どのような関わりから生まれていくのでしょうか。
恥を忍んで色々お客様のことを聞いていくこと、そして、お客様へのタイキの紹介の仕方も採用全般が提案できる会社です(営業です)と伝えていくことだと思います。
最後に伝えたいこと
最後にこの記事を読んでくれている学生さんや転職を検討されている方向けにメッセージをお願いします。
採用ってこの世の中で最も楽しい仕事だと思います。経営資源は「ヒト・モノ・カネ・情報」と言われますが、その中の“ヒト”は一番変数が大きい存在だと私は思うからです。
現在の採用市場は、1年前にやっていたことが通用しないくらい早く動いていますし、常に変動し続ける市場の中で最適解を探していくのが私たちの仕事です。そこに、新しい知見をいれながら仕事をしていけるのは心の底から楽しいと思っています。
そして、今回のような新しい取り組みに柔軟性をもってやらせてもらえるタイキの組織風土も魅力です。「リクナビNEXT」だけ売ってこい!とかにならない。これが代理店・タイキだからこその仕事の面白さなんだと思います。
最後にもう1つ。どんな人と働きたいですか。
人のために頑張れる人と働きたいです。こういうことをやってあげたいと心の底から思える人と働きたい。組織やお客様に関わるスタンスとして重要だからです。何かをしたいという志向が強いからいい話が聞けて、いい関係性を構築し、いい仕事が生まれる。うまく話せるとか、頭がいいとか・・・そこまで重要ではないなと感じます。誰かの役に立ちたいと本気で思える人、ぜひお待ちしています。
ありがとうございました。
編集後記
「採用成功にこだわる風土」「提案のタイキ」「誰かの役に立ちたいと思えること」「お客様に踏み込むこと」…もりたさんのインタビューを通じて、改めてタイキの魅力を伝えられたのではないでしょうか。
採用に興味がある方はこちら
採用情報(エントリーはこちら)
SNS(タイキの日常、社風がわかる)
<お問合せはこちら>
株式会社 太陽企画 人事部
TEL:03-3987-0985(直通)
MAIL:shinsotsu@taiyo-kikaku.net
LINE@からの質問もOKです!