「お客様とまっすぐに向き合うことをこれからも大事にします。」シェアナレ新人部門2連続受賞者＆タイキ初代新人王にインタビュー。

五反田の複合商業施設にはいっている、定食屋さんです。初回訪問は商談ではなくご挨拶のアポからでした。採用ニーズはなかったのですが、媒体のパンフに関心を持たれていたので、「リクルートの媒体、気になるのかな…？」と思って、「掲載する・しないに関係なく、気になることがあったらいつでも電話してください。わたし、新人でまだひまなので！」とお伝えしていました。

それから、月1回ペースで、たまにお電話していたところ、『ちょっと相談が・・・』とご連絡をいただいたのがはじまりでした。

『新しい店長とアルバイトを採用したいんだ』という相談でした。給与は、社員は月給32万円、アルバイトは時給1300円。勤務時間は8～17時。すごく好条件で、採用成功できそうなイメージでした。

ただ更に突っ込んで、採用の背景について聞いてみたところ・・・

店長とアルバイトスタッフとのコミュニケーションに問題が生じており、アルバイトの離職が続き、店長も退職してしまったとのことでした。このままだと店舗を取りまとめる人員がいないまま運営する事態に。そんな重要な採用だったんです。

過去に採用した社員はアルバイト媒体で社員同時募集にて採用できていましたが、アルバイト探し中にたまたま求人広告を見つけた求職者が「勤務条件」のみに魅力を感じて応募してきているのではないかと仮説立てました。

人が充足するだけで本当にいいのか。

今までの二の舞になるんじゃないか。

そんな違和感を覚えた私は、

• 勤務条件以外の魅力を打ち出し、店舗を運営する意思と責任感があり、代表の考えに共感できる方を採用すること
• 人間性の豊かな人材を採用することで従業員同士のコミュニケーションを円滑化し、スタッフの定着を図ること

この2点を社長に提案しました。

まだまだ新人でしたので、まずは制作さんに事前にどんな取材をしたらいいか、どんなことを聞いたらいいかを相談しました。そこで出た内容としては、「入社したら何をさせてもらるのか」「社長がどんな思いを持っているのか」「実際、どのくらい仕事は大変なのか」などなど。WORDに箇条書きにして持って行ったのを覚えています（笑）

ターゲットは、居酒屋で現在働いている店長に設定。深夜勤務でなく、家族で過ごす時間を大事にしたいと思っている人。

訴求内容は、お店が早く閉まるメリットを前提として、社長が休みをとれるように会社の制度を整えようとしていることや、メリットの伝え方を感情に訴えかける感じにしました。

アルバイト募集は、応募36名、採用3名。社員募集においては、なんと応募が86名とすごい数が集まり、2名の優秀な方を採用することができました。

採用された方は、一人目は52歳の男性。もともと居酒屋で店長をやっていた方、とても謙虚で穏やかで角のない雰囲気。まさに狙い通りの方でした。入社した後も、他スタッフからも評判なほど物腰の柔らかい方だそうです！

2人目は大手コンビニチェーンの元常務というすごい方。定年前にもっと裁量のある仕事がしたいと思っていた。代表の人柄に魅力を感じて応募したとのことでした。この方は、営業職 兼 経営アドバイザーとして採用しました。

実際、この方が入社されたことで、現在はずっとやりたかった焼肉業態も新しく会社としてスタートできた！と嬉しい話も最近聞きました。

まずは、原稿をお見せした時に、いままでにない素敵な原稿だねととても感動されていました。制作さんと一緒にベストな原稿を提案したからこそ、想いが伝わったことが本当に嬉しかったです。

そして、今回の採用の振り返りにいった時に、今までで一番「誠実」な営業だったと言ってもらえたのは、すっごく嬉しかったです。お客様とまっすぐに向き合おうといつも心がけていますが、これからも私はこのスタンスは変えないでいこうと思っています！

これからもお客さんに頼ってもらえるようになっていきたいと思っています。

現在は、新卒1年目の育成を担当しています。自分と同じようにとは思わないですが、お客様から誠実だねと言ってもらえるようになってくれたら嬉しいなと私は思います。

誰と飲みに行っても楽しいところです。前職は、飲み会の場がすごく苦手でした。新人はお酒をついでまわれという感じで…。タイキは、先輩だからって過度に気を遣うことはほとんどありません！（笑）仕事中も頼りにできることはもちろん、仕事と関係ないことでも話せる人がいっぱいいるので、会社にくると元気になるなと思います。