【T-1グランプリSEASON2開催】高い介在価値が発揮された受賞作品を一挙にご紹介します!

はたらく仲間

こんにちは!ハレタイ編集部です。

社内で生まれた「良い仕事」のグランプリを決めるコンテスト、「T-1グランプリ」。2024年5月15日に「T-1グランプリSEASON2」が開催されました。今回のハレタイでは、その受賞作品をご紹介します。

今回のSEASON2を振り返ると、求人広告以外の採用手法を用いた作品が多かったこと、そして汎用性に優れた作品が揃っていたことが特徴として挙げられます。日々の営業・提案に是非活かしていきたい気づきをたくさん得られる機会となりました。

T-1グランプリ SEASON2をレポート!

そもそもT-1グランプリとは?

介在価値と成果が高い仕事(=いい仕事)を発表しあう「T-1グランプリ」。コンテスト形式で開催しますが、競い合うというよりも、仕事を称賛し合うイベントです。イベントをきっかけに1人でも多くの従業員が「自分もいい仕事を実現したい!」と感化され、いい仕事が次々と生まれる組織風土を醸成することを目的としています。

※詳しくはこちらの記事をご覧ください。

2023年9月4日(月)、第1回T-1グランプリが開催されます!


  評価基準  
 ■介在価値
   └ 独自の工夫がされているか / 強みが発揮されているか

  得られた成果

マネジャー審査会を通過した作品は、本大会でプレゼンを行います。発表を聴いた参加者全員(ほぼ全社員です)が、「介在価値」「成果」それぞれ10点満点で採点。獲得した合計点数の高い順に、最優秀賞、優秀賞、入賞が決まります。発表次第で点が伸びる可能性も十分にあるため、本大会では趣向を凝らした熱いプレゼンが繰り広げられました!

SEASON2の受賞作品

今回は、最優秀賞1作品、優秀賞2作品、入賞4作品が選ばれました。2023年新卒(入社2年目)からも受賞者が出ており、若手の成長を感じられる機会にもなりました。

【最優秀賞 1作品】

お客様の若手採用のあり方を変えられた仕事

※営業 ヤス

【優秀賞 2作品】

「新卒(高校生・専門学生)×技術職」求人広告にとらわれない提案で採用決定数UP

※営業 なづき

求職者と同じ視点に立ち、具体的な仕事内容を伝えるための動画導入を提案!
導入後昨対比で応募からの採用率は5.8%向上、採用単価を1万6,500円削減

※営業 ともちゃん

【入賞 4作品】

新商材・⼿段により、採⽤難職種でターゲット通りの⼈材を採⽤できたこと

※営業 ゆかちん

新聞折込×アルバイト・パート募集オンリーだった企業へ”リクナビNEXT・Indeed×社員募集”の提案

※営業 とみ

⼊社して初めて「あなたと仕事してよかった」と⾔われた仕事!
深い顧客理解×新⼈制作部屋におけるターゲティング設定によって、企業⽬標である次世代店⻑候補の育成に貢献できた。

※営業 たまちゃん(2023年新卒)

OBOG だからできた!原稿改善による⾯接率と定着率の向上

※営業 なっち(2023年新卒)

最優秀賞 ヤスの仕事

作品紹介

ベストな採用手法の提案&丁寧な伴走で、新卒採用の勝ちパターンを構築!お客様の若手採用のあり方を変えることができた仕事

【評価POINT】
■新卒採用の前年実績0名から、5名の内定者を生み出せたという圧倒的な成果

■新たな採用手法への挑戦を提案し、今後の新卒採用の勝ち筋を作った点
■新卒採用を諦めていたお客様の姿勢が前向きとなるよう地道に啓蒙を行った点

■お客様との関係性の構築と、丁寧な伴走があったから成し遂げられた素晴らしい仕事

企業衰退のリスクにさらされていたお客様
大型マンション、公共施設、商業施設などの大規模修繕工事を主力事業とされているお客様。新規改修依頼が次々に寄せられているものの、営業と施工管理の人員不足を解消できずにお断りしている状況。新入社員が入ってこないことが影響して、「なかなか役職に就けない」などの理由で将来を担う世代の社員の退職も発生していました。

問題は若手人材の採用・定着が上手くいっていないこと
解決策として提案したのが、新卒学生の採用。求人倍率の高騰が続く中途採用市場と異なり、新卒採用の場合、優良企業であることが伝わればエントリーを集めることができると判断しました。また、新卒採用は必然的に20歳前後の若手人材の採用になります。先輩社員のキャリア開発に繋がるなど、得られる組織メリットも多いと考えました。

待ちの採用活動から出会いに行く採用活動へ
実は、新卒採用は初めてではなかったお客様。新卒募集サイトを毎年利用し、原稿を作りこんでいたにも関わらず、直近は内定者0名…。ヤスは集客に課題があると考えました。就活の在り方の変化を踏まえて、企業側から学生に直接アプローチ出来るダイレクトリクルーティングを提案。中でも、就活生の2人に1人が利用し、オファーの開封率が高いOfferBoxの導入を企画しました。

新卒採用に成功し、企業成長の兆しを作れた
OfferBoxの導入により、2025卒の学生5名から内定承諾を得ることに成功!その裏には、OfferBoxの徹底活用に向けた取り組みがありました。ヤスは選考フローの設計、企業の将来性を訴求するスカウト文面の制作、オファー送信ターゲットの選定、送信ペースまで丁寧に提案。さらに月に1回お客様とミーティングを実施し、随時改善を行いました。内定者からは会社の将来性や社長・人事の対応に惹かれて入社を希望したという声が聞かれ、まさにお客様との地道な取り組みが実を結んだ成果と言えるでしょう。今回の成功を受け、次年度の新卒採用の計画もスタートしました。

受賞した感想

T-1グランプリの最優秀賞をありがとうございました。
今回の仕事は、若手採用に苦戦されているお客様へ、新卒のダイレクトリクルーティングを導入していただくことで成功した案件です。以前のタイキは求人広告の特定媒体しか提案できませんでしたが、最近では取り扱い商材が広がり、お客様の課題に合わせた提案ができるようになりました。そのおかげで、今回の仕事のように、本質的な課題解決が出来るようになったと感じています。
今後は自分だけでなく、後輩も同じような提案ができるように支援をしていくことで、タイキ全体の価値提供力を高めていければと思います。

優秀賞 なづきの仕事

作品紹介

求人広告にとらわれない提案で、高卒・専門卒採用の新たなナレッジを創出!難易度が高い若手技術者採用において内定者数の大幅UPに成功した仕事。

【評価POINT】
■タイキでは扱う機会が少なかった案件で、新しいナレッジを生み出したこと
■旧態依然の募集体制を見直すきっかけとなる提案ができたこと
■高校生だけでなく保護者の心理にまで入り込んで、サイトを作りこんだこと
■パートナー会社と協業し、若手採用におけるシナジーを生み出したこと

喫緊の課題は次世代を担う若手技術者の確保
お客様は、物流資機材の販売、エネルギーの販売など、物流に関わる様々な事業を展開されている高機能複合商社。多様なサービス・商材の中でも「特殊車両の整備」や「輸出製品の梱包」は希少性が高く、世界に誇れる技術です。ところがその技術を支える技術者が不足しているうえ、高齢化が進展。若手人材の確保は、解決が欠かせない課題となっています。

高卒・専門卒の採用強化の鍵は動機付け
そこで提案したのは、高卒・専門卒の新卒採用の強化。3年かけて採用数を伸ばしていき、最終的に毎年30名程度を安定して採用できるようにするという高い目標を設定しました。
高校生・専門学校生に対する従来の募集活動といえば、学校への求人票・パンフレットの送付および学内説明会の実施のみ。会社や仕事の魅力を充分に訴求できておらず、実は集客に課題がありました。興味を持ってくれた人の志望動機を高めるにはどうしたらいいのか。パートナー会社とも熟考の末、採用サイトの導入を提案しました

心理的安心感を与える採用サイト作り
学校斡旋での就活が主流の高校生の場合、応募~入社の意思決定をするまでに学校の先生や保護者も関わることになります。先生が紹介しやすいように、そして保護者が安心できるように、企業規模や安定性、待遇などの情報を手厚く紹介するサイトを企画。加えて高校生・専門学校生の就職への不安を和らげるために、一緒に働く人を身近に感じられるコンテンツも提案しました。

採用計画1年目・2年目は順調に目標達成
実は、サイト訪問の仕組みも提案していたなづき。お客様の話によると、高校生・専門学校生の大半がパンフレットに掲載されたQRコードを読み取って採用サイトを訪れていたそうです。内容についても高校生・専門学校生・保護者から高評価を得ており、採用サイトが採用数増加に大きく貢献したことが示されました。この成功を受けて現在、他商材のご依頼もいただいています。

受賞した感想

正直に言うと、発表作品に選ばれたときは「…私でいいの!?」と不安が勝っていました。でも、優秀賞に選ばれたことは素直に嬉しく思っています。
日々の仕事を振り返る機会は意外と少なく、「介在価値」を発揮できているか不安になることも多いです。だから、今回のT-1を通じて仕事の棚卸しが出来たことは、とても良い機会になりました。発表を聴いてくださった皆様からの声がけも励みになりました。 今後も介在価値を意識して、仕事に向き合おうと思います。

優秀賞 ともちゃんの仕事

作品紹介

職場の雰囲気や仕事内容を伝える動画を選考過程で導入する提案により、採用単価の削減を実現した仕事。

【評価POINT】
■求人環境が厳しくなっている中で採用率に着目し、採用コスト削減という難しいテーマに取り組んだこと
■動画という新しい手段で成果を出し、新たな価値を提供できたこと
■引き継いだばかりという点を強みに変え、求職者の視点に立った提案ができたこと

「採用数の担保」と「採用費の削減」の両立という難題
ポストカードやアルバムなど写真関連商品の作成を手掛けているお客様。繁忙期に稼働する短期スタッフの大量採用を毎年行っています。人材獲得競争が年々激化してきている一方で、事業戦略上、採用費は抑えていかなければならない。採用数も求められる中、いかにして採用単価を下げられるかが課題となっていました。

応募からの採用率に解決の糸口を見出す
この難題に対してともちゃんが提案したのは、職場の雰囲気や仕事内容を伝える動画で応募者へ動機付けすること。面接や内定を辞退する人を減らして採用率を上げることで、予算を抑えながら採用目標を達成できるのではないかと考えたのです。動画を見てもらえるよう、応募者に動画を案内するタイミングや、「商品がお客様に届くまでを見せて仕事の意義を伝える」といった動画の内容も併せて提案しました。

動画の導入は求職者の立場に立った提案
動画を提案した理由は3つあります。1つ目は、採用競合の多い立地であること。2つ目は、工場は日常生活で馴染みが薄く、就業に不安を感じやすいこと。仕事の魅力や職場の雰囲気を伝えて志望動機を強めていく必要があると考えました。そして3つ目は、仕事内容がわかりにくいことです。ともちゃん自身、担当に就いた当初は仕事内容を想像できなかったそうで、求職者も同様ではないかと仮説立て。仕事内容をクリアにして不安払拭を図ることが重要と考えました。

採用率5.8%UP、採用単価1万6500円削減を実現
動画の視聴がきっかけで入社を決めた方が複数名出てくるなど、動機付けに動画が充分な効果を発揮したことがわかりました。面接時の調査によると、応募者の8割が面接前に動画を視聴。あらかじめ疑問を解消できていたおかげで、効率的な面接実施にも繋がったそうです。想定以上に動画が好影響をもたらしたことから、「ぜひ来年も」と喜んでいただくことができました。

受賞した感想

お客様との振り返りの際、「効果でお返し出来て良かった」と思うと同時に、「これでT-1を…!」と密かに狙っていたので、無事に優秀賞をいただけて安心しています(笑)。
実は前回のT-1で上司のけんとさんが最優秀賞を受賞された時から、「次は絶対に私が受賞したい!」という気持ちでいました。そのけんとさんから引き継いだお客様で、同行もしてもらって成し遂げた仕事での受賞だったので喜びもひとしお。少しは恩返しが出来たと信じています。
今回の発表を通じて、営業の皆さんの提案の幅が広がることに繋がれば嬉しいですし、「お客様のために何かやりたい!」という気持ちさえあれば年次に関係なく挑戦できること・上司の力を借りながら何でも実現できることを感じてもらえたなら幸いです。

新しい取り組み「ツイコレ」を紹介

ツイコレとは?

T-1グランプリ開催時だけでなく、日頃から介在価値と成果を意識することで、いい仕事をもっと生み出していこうと始まった「Tweet Collection(通称ツイコレ)」。T-1グランプリまでの投稿期間内に137件ものいい仕事が共有されました。

ツイコレ受賞者を発表

投稿の中から「Best Tweet賞」と「Most Tweet賞」を選考。今回のT-1グランプリ内で発表されました。

Best Tweet賞

「20年ぶりの歯科助手募集!将来を見据えた提案で7件の応募を集め、休業危機を救った仕事」の投稿
※営業 永井ちゃん

Most Tweet賞

投稿件数 10件
※営業 きくちゃん

投稿期間中、ツイコレチャネルには驚くほどたくさんの素敵な投稿がされました。「T-1へのエントリーは緊張してしまうけど、ツイコレチャネルなら…」と投稿してみたという人もいると思います。
投稿によって、ベテランや他部署メンバーの視点・仕事から学びを得たり、反響を受けて自信をつけたり、お互いに良い成長機会になったのではないでしょうか。気軽に仕事を共有できる仕組みを今後もうまく活用することで、称賛しあう文化を一層育み、モチベーションや自信を高めあっていけるといいですね!

最後に。

「顧客の経営課題解決に向けたトータルソリューションを提供し、顧客生涯価値(LTV)を最大化する。」という営業方針を掲げている営業本部。以前ハレタイでもご紹介した通り、トータルソリューションの提供に向けて、今期よりサービスの拡大を本格化させています。その変化は今回の「T-1グランプリ SEASON2」にも表れており、ダイレクトリクルーティング、ナレッジワーカー、動画、採用サイトといった新商材を提案した作品が前回よりも増え、高い評価を獲得しました。

また、お客様と長期的な関係を築いている仕事が目立ったことも、今回印象に残りました。掲載して終わりではなく、伴走を徹底する。一度採用が終わっても、その後も関係を築き、さらに期待をいただく。今回エントリーされた作品、なかでも受賞作品は、営業本部の方針を体現した素晴らしい作品ばかりだったと思います。改めて、受賞おめでとうございます。

SEASON2を通じて、おそらく参加者全員が再認識したのは、「人手不足が事業継続を困難にさせている」という現実。その問題をしっかり解決していくことが、採用のプロフェッショナルである私たちに今求められています。

正直、難しい。 でも経験やスキルがないと取り組めないことではありません。今回入賞を果たした2023年新卒の2人は、店舗運営が困難になっているお客様の期待に見事に応えていました。大事なのは、お客様の期待に応えたいという想い。営業一人ひとりがお客様1社1社と向きあう努力を重ねた先に、「あなたに相談して良かった」と言っていただける仕事が多く生まれ、次回のSEASON3で共有されることを願っています。

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