こんにちは、人事部長です。今回は2022年11月8日に開催された第4回タイキアワードのMVP受賞者のインタビューをお届けします。今回は「協働性MVP」を受賞された、「営業第二部4課」をご紹介します。
第4回タイキアワード「協働性MVP」はこんな仕事です!
「1人100社受注」達成のために動いた、業務効率化への取り組み。 ~営業・内勤の超協力体制における仕組みづくりの話~
「増加する営業の業務量をいかに減らすか」を課題に設定し、忙しい中でも営業が内勤へ簡単に依頼出しができるフローを設計しました。実際に行った取り組みとして、お客様からの返信メールがアシスタントにも自動転送される仕組みや「タイキサポートチーム」というアシスタントのLINEアカウントを作成しました。こうした取り組みを通じて、「依頼をしなくても依頼ができる」仕組みの構築を目指しました。
業務効率が上がったことで営業が営業活動に専念することができ、お客様からのご発注がなんと、営業一人あたり100社/3ヵ月間を超え、高い生産性を実現しました。
《詳細はこちらの記事をご参照下さい》
営業第二部4課(旧5課)のメンバー紹介
かわちゃん
入社年月日:2017年11月
前職:ブライダル業にてコンシェルジュやプランナー
タイキに入社した理由:もっと活躍できる場を求めて、合同説明会に参加。たっきーやこばけいとの面談からタイキの社風の良さを感じ取り、選考を受けることに。選考を通じて、チャンスが多い会社だと思い、入社を決意。
趣味:バスケ、サウナ、ゲーム
しょーちゃん
入社年月日:2016年9月
前職:不動産業で営業職
タイキに入社した理由:土日休みの会社を求めて、合同説明会に参加。面談相手のうださんから「ふらっときてみたら?」と声をかけられ選考に参加。そのまま内定もらい「ま、いっか!」と入社を決意(笑)。
趣味:野球
わっきー
入社年月日:2012年4月(新卒入社)
タイキに入社した理由:他社に内定をもらっていたが、入社前研修に参加したら違和感を感じ、就活を再開することに。「社会の人を笑顔にする仕事。」という軸はブラさずにタイキに出会い、タイキの「人と企業をマッチングさせる」という仕事内容から、求職者、企業、2倍の笑顔を作る仕事だと思い、入社を決意。
趣味:映画鑑賞、ディズニーに行く、かき氷店巡り(2022年108杯)
りこ
入社年月日:2012年4月(新卒入社)
タイキに入社した理由:他社に内定をもらっていたが、入社前研修に参加したら違和感を感じ、就活を再開することに(偶然にも、わっきーと同じ)。合同企業説明会に参加し、タイキと出会う。社内の雰囲気の良さを感じ、入社を決意。
趣味:ネットで無料の漫画探し(笑)
それではここからインタビュー形式で協働性MVP受賞の裏側をお届けしたいと思います!
MVPを受賞した感想は?
本日はよろしくお願いいたします。
まずMVP受賞おめでとうございます!率直に受賞の感想をお聞かせ下さい。
実は第2回タイキアワードで、前身の部署が一度MVPを受賞しているんですが、それでも何をやっている部署か分かってもらえないという思いはありました。今回の受賞をきっかけにタイキのみんなに認知してもらえて、良かったなと思います。
しょーちゃんが言っているように、なかなか他部署ってどういう仕事をしているか見えないですよね。多くの人に知ってもらえて良かったです。
今回のタイキアワードでうちの部署は「協働性」を強くアピールしたいと思いました。そして「4課でやっていることは、他の部署でもできるんだよ!」ということを伝えたいと思っていました。それが伝わって、評価されたことがとても嬉しかったです。僕は当日司会もやっていましたので、MVPが決まった瞬間、喜んでいることが顔に出ないように必死でこらえました(笑)
りこちゃんと取り組んだ仕事はとても良い仕事だったと思うし、スライドも傾向を予測してかなり頑張ったので、実はMVPとれるんじゃないかと思っていました。
個人的には、受賞後に社内の方々から4課の仕事についてお声掛け頂けることが多くて。特に後輩が興味を持ってくれたのがうれしかったです。業務負担も多い次世代のメンバーが、4課の取り組みをきっかけに「うちでも何かできる事があるのでは」と考えるきっかけになっていれば光栄です。
ありがとうございます。そもそもタイキアワードにエントリーしたきっかけは?
マネジャーのあーちゃんさんに出せと言われましたが、その前から出そうと思っていました。4課が作っている仕組みが全社展開されたら、タイキ全体がよくなると思っていたからです。4課だからできると誤認されたくなかったんです。
そして4課にフリーエージェントが出ればいいなと思いました(笑)
僕は正直「はぁ、エントリーされるんですね・・・」というのが本音で(笑)
本音を言えば、プレゼンの準備とかに時間がかかることも懸念がありました。
普段から忙しいのに、確かに大変だよね?そこはどうしたの?
役割分担を明確にしました!
かわちゃんが7割は作っていましたが(笑)、台本を作る人、PowerPointに落とし込む人、アニメーションを作る人といった具合に。プレゼンも交代で行いました。
確かに!プレゼンもチームワークの良さを感じました。
どんなプロセスを経て、この仕事は生まれたのか?
当日のプレゼンでは「増加する営業の業務軽減」を課題に挙げていました。この課題設定にたどり着くまでにチーム内でどんな議論があったか、教えていただけますか。
元々は当時のマネジャーがコロナ禍の厳しい業績を立て直すために、「3ヵ月間で1人100社受注!」という目標を掲げて、営業推進していました。4課の営業と内勤の協業はこの100社受注を実現することが出発点でした。
あれ?そうなの??
そうなんです。そこから少しずつ業績が回復し、大手外食チェーン企業様との取引も始まり、徐々に既存の仕組みではお客様からの依頼に応えることが難しくなっていきました。
当時は新規リードが生まれても、アポに行く営業がいない!?と頭を悩ますほど、業務が逼迫していました。
その頃から毎週金曜日にチームでどういう協業体制があれば、お客様の期待に応えられるか議論するようになりました。
その毎週金曜日の議論から「依頼をしなくても依頼ができる仕組み」が生まれたんですね!
アワードでみんなを脅かせた、お客様の営業宛のメールが自動的に内勤のりこさんに届く仕組み。
あれってどういう議論から生まれたんですか?
以前からりこさんから「いつでもメールのCCに私を入れていいよ。」とは言われていてCCに入れているケースがあったんですが、お客様が「全員返信」をしてくれない(笑)。そこで総務経理部のすとうさんに相談して、仕組みを作ってもらいました。
結構、部署としてツールとか仕組みを積極的に導入していますね。
専用依頼チャットを立ち上げたり、便利なTeamsアプリがないか探したり、試行錯誤しています。
りこちゃんが色々探してくれるんだよね。Googleフォームでお客様にアンケートをとって、効果的なDM作成の参考情報を収集するといった活動もしています。
へー。そういうのも毎週金曜日の会議から生まれているの?
そうです!とてもフランクな空気の会議で身構えることなく参加できて、なんでも意見を言えます。業績の話とかなくて(笑)
当時のマネジャー自身もたくさんのお客様も担当する営業でした。だからこそ部下の気持ちが分かり、いろんな問題提起をしてくれたのがとても印象に残っています。
業績以外にどんな成果が生まれた?
様々な取り組みを経て、100社受注を実現されました。100社受注以外に得られた成果ってありますか?
間違いなく、営業は仕事の物理的な面でも、気持ちの面でも楽になりました!どんどん仕事が捌けていくので、手離れがいいです。仕事がたまり過ぎて依頼を出せずにどんどん仕事が後倒しになっていくことがなくなりました。
りこさん朝の始業も早いので、自分が出社した時にはお客様から来た依頼が終わっていることがあります(笑)自分を介さずに仕事が完結していて、自分は他の仕事に早く取り掛かれるし、気持ちよく一日のスタートダッシュが切れます。
私、朝型人間なので。4課の仕組みだと営業からの依頼を待たなくて済むんです。営業がお客様からの仕事を受け取る前に私が取るので。待ち時間がない分、結果的には残業をしなくて済み、生産性の高い働き方を実現しています。
他にも、お客様に対しても短納期で原稿を納品することもできるようになりました。
段取りを組んで、依頼の納期を調整することも減りました。
無茶苦茶短納期な依頼もあり、困ることもありますが、いろんな工夫のおかげでなんとか対応できています。
依頼チャットを見れば、どれだけ営業がりこさんに依頼を出しているか分かるから、その量を見て納期の調整をしたりしますね。
なるほど。ツールや仕組みばかりに目がいきがちですが、大前提は営業と内勤の気遣いや信頼関係という土台があるんですね。その土台があるからこそ、ツールや仕組みが効力を発揮しているんだと思いました!
チームの雰囲気は?
そもそもチームの雰囲気はどんな感じですか?
一体感ありますね。つながりは濃いです。
ツーカーですね!
アットホームです。仕事がとてもやりやすいです。
みんなそこそこキャリアがあるので、考え方が大人ですね。あと、素直な人が多いです。
なんか、分かります。
本日のインタビューを通じて、りこさんを皆さんがとても頼りにしているのが伝わってきますが、営業の皆さんにとってりこさんはどんな存在ですか?
元々、依頼を出すのが苦手だったんですが、りこさんのおかげで少しずつ克服できています。りこさんが担当になってから、りこさんの細かいケア、かゆいところまで手が届く守備範囲の広さにとても感謝しています。
前身の部署からずっと一緒に働いてきました!りこさんがいなかったら僕の仕事は半分も回っていないと思います。僕のお客様についてもよく理解していただいていて助かっています。
同じチームで仕事をして半年くらいだけど、りこちゃんはスーパーウーマンだよね。何でもできちゃう。私の電話を隣で聞きながら、勝手に原稿を作ってくれている(笑)営業先からヒアリングメモを送ったら、オフィスに戻るころには原稿ができていることも。原稿制作以外にも、4課運営にも携わっているし。現在、私は営業アシスタントに異動になりましたが、内勤の仕事をやってみてりこちゃんの凄さを改めて認識しました。
逆にりこさんから見て、営業メンバーにどんな印象を持っていますか?
各自、タイプは違うのですが、チームとしてバランスが取れていますよね。
しょーちゃんは「末っ子キャラ」。一緒に仕事をしている時間が長いこともあって、多少雑な依頼出しをした後にもケアを忘れず、ちゃんと気遣ってくれます。こちらからの疑問出しにもすぐに応えてくれるので助かっています。
かわちゃんは実は一番年下なのですが、リーダー格です。自分のことだけじゃなくて、4課全体を見ています。新しいことにも積極的に取り組んでくれる、中心メンバーです。
わっきーさんは欠かせない存在。ママさんキャラというか、チームを締めてくれる存在です。ちゃんと言うべきことを言ってくれるところが頼もしく、存在感が大きいです。
営業、内勤がここまで深くお互いを理解し合っているって本当にすごいことだと思います。
今後、4課が目指すことは?
最後に4課の今後のビジョンについて、リーダー格のかわちゃん、チームを代表してお答えいただけますか?
まず課題として、メンバー加入や入れ替えによるパフォーマンスの低下を防ぐことがあります。2月からりこさんが産休に入り、営業メンバーもここ数か月で入れ替わりもあったため、まずはこれまで作り上げてきた4課としての在り方・風土・仕組み等を新メンバーにも共有して、これまでと変わらない体制を作っていくことが重要です。
そして、新たに全社に共有できるような仕組みを作り、より協働性を増した部署にしていきたいと思います。 「これまでのメンバーだからできたこと」で止まってしまっては、メンバーの良し悪しに左右されている程度の仕組みとなってしまい、全社への共有・展開もできないものと考えています。 ある程度「誰が入っても変わらない」状態を作り、個々人の強みを織り交ぜてより協働性を発揮できる部署にしていきます!
4課の皆さん、本日はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。
最後に。
日々、忙しい営業の中でも、最も多い取引社数を作る部署ゆえに、ハレタイのインタビューに時間を割く余裕なんてない!と思われるかなと不安な気持ちでインタビューに臨みましたが、全くの杞憂でした!快くインタビューに応じていただき、プライベートの画像も驚くほど早く提供してくれる。その根底にあるのが、自分たちの協働の取り組みを全社にシェアして、もっとタイキ全体で生産性向上につなげていこう!そこに貢献していこう!という思いでした。こんなにも会社を良くしていこう!というひたむきな思いをもった社員がいることを心から嬉しく思いました。
そして今回、インタビュー中にも述べましたが、
なるほど。ツールや仕組みばかりに目がいきがちですが、大前提は営業と内勤の気遣いや信頼関係という土台があるんですね。その土台があるからこそ、ツールや仕組みが効力を発揮しているんだと思いました!
という発見がありました。実は僕はタイキアワード委員長でもあるのですが、審査中、この仕事の本質が全く分かっていませんでした。ツールや仕組みを導入してもそこに魂が入っていなければ、使い物にならない。当たり前と言えば当たり前ですが、改めて「協働」の本質を営業第二部4課のメンバーが教えてくれました。今回の記事がそこを多くの人に伝える一助になることを願っています。
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