こんにちは、人事部長です。前回に続き、今回も2021年11月17日に開催された第3回タイキアワードのMVP受賞者のインタビューをお届けします。今回は「協働性MVP」を受賞された、HRセクションのなかこ&ぐっさんをご紹介します。
なかことぐっさんとは普段一緒に仕事をしていますので(人事部長は営業部長を兼務しています)、彼女たちがどれだけ営業に貢献するにはどうすればいいかを考え抜いている姿を普段から見てきました。その点では「協働性」が高い仕事だったと思うのですが、同時に新しい取り組みにチャレンジしたという点で「進取性」も高い仕事だったと思います。
では本題に入りたいと思います。最後までお読みいただければ幸いです。
「裏方」卒業宣言!のなかこ&ぐっさん
●プロフィール:2018年4月に「営業アシスタント」として入社。2019年4月から旧RBセクション(現HRセクション)専属の営業アシスタントに。2020年10月に旧RBセクションと旧HRセクションが統合し、そのタイミングから現在のリクルーティングアシスタント(RA)に着任。
●現在の仕事内容:RAとしてリクナビ掲載いただいたお客様の採用活動を全面サポート。※詳細は【「リクルーティングアシスタント」として新たなミッションに挑戦する、なかこにインタビュー!】をぜひご参照下さい。
●趣味:サウナ&岩盤浴
●プロフィール:2019年4月新卒入社。営業職として1年勤務した後、制作部(原稿担当)に異動。半年後、営業部付きの原稿担当として、リクナビNEXTとリクナビの原稿制作業務へ。2021年6月から、HRセクション専属の営業アシスタントに。
●現在の仕事内容:HRセクションの営業アシスタントとして、営業のサポート業務に従事。2022年からは進行管理部が担っていたリクナビの受注業務も行う。
●趣味:ヲタ活&謎解きゲーム
部署編成により、HRセクションの営業は新卒採用メディアと中途採用メディアの併売を推進することに。内勤スタッフの2人は営業がより営業活動に専念できるようバックアップ。営業に代わって、ぐっさんはリクナビの原稿制作を、なかこは「リクルーティングアシスタント」として、リクナビ掲載後のアフターフォローを担当した。結果、リクナビの新規受注件数が対前年4.6倍となり、業績拡大に貢献した。
全く新しいポジションに対して、ポジティブに挑戦!
会議終了後(※)で恐縮ですが、本日はよろしくお願いいたします!
※人事部長となかこ、ぐっさんは普段から同じチームで仕事をしています。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
まず…二人とも他の部署にはない珍しいポジションを任された経緯があります。なかこは現在も従事しているリクルーティングアシスタント、ぐっさんは営業部付のリクナビNEXTとリクナビの原稿制作担当。最初にポジションのオファーをもらった時、どんな感想でしたか?
以前のハレタイのインタビューでもお答えしましたが、楽しそうだな!と思いました。旧RBセクションのアシスタント時代から、営業さんがお客様側に入り込み、採用課題の解決に取り組んでいる姿を見ていましたので、ワクワクしました。ただ話をいただいた時は具体的なミッションが決まっていなかったので、まさかお客様先へ訪問するとは思っていませんでした(笑)アシスタントの延長線上くらいの気持ちで…
それは失礼(笑)
ぐっさんは?
営業部から制作部に異動してそんなに時間も経たずに、また営業部へ再異動だったので「ただいま!」という気持ちと「何をするんだろう??何を期待されているんだろう??」という不安がありました。リクナビNEXTの原稿制作と言われたものの、私、リクナビNEXTの原稿作ったことないし(笑)どういう貢献ができるんだろうって思っていました。
でも半年間、制作部で学んだ原稿制作の考え方と、元々営業職だった経験から営業さんとの距離の近さをうまく組み合わせながら、新しい形で貢献できればと思いました。だいぶ手探りではありましたが。
そうだよね・・・こちらも無茶ぶりですみません
その後、新卒採用の提案シーズンになって、ぐっさんにはリクナビの原稿制作もお願いしました。ただリクナビ2022ではリクルートのレギュレーションが大きく変更になり、原稿表記規定が複雑になったり、進行スケジュールが前倒しになったりしました。
リクナビの原稿に触れるのも初めてだったので、とにかく勉強しないといけない。必死でした。ただレギュレーション変更について皆さんがおっしゃるほど大変ではありませんでした。なぜかと言うと以前を知らないからです(笑)無知ゆえに、新しいレギュレーションが当たり前だと思えました。
なるほど(笑)
ただし私の仕事は営業さんの代わりに、お客様に原稿を納品して、注意事項を説明することが含まれていましたので、完璧に説明できるようにならないといけないというプレッシャーはありました。よってリクルートからの広報資料の読み込みはしっかり行いました。説明をする過程で「ここは疑問が出るだろうな」という点を予想しながら、不安な個所を解消していきました。
やっぱり自分のお客様ではなく、大先輩も含めて営業さんのお客様ですから、営業ではない自分がいきなり出てきても、信頼してもらわないといけないと思うと必死で勉強しました。
従来は営業が行っていた仕事をぐっさんに移行できたことでリクナビ2022の営業はとても順調に進みました。本当に助かりました!
さてこの当時もう一つ大変だったことは、旧RBセクションと旧HRセクションが統合し、旧HRセクションに所属していた若手営業がほとんど新卒採用の営業をやったことがなかったことでした。それでも結果としてこの若手営業たちがリクナビ2022の新規営業で結果を出してくれました。その裏にはなかこの存在があったと記憶しています。
そうですね。毎週、小テストを実施し、その解説を行うことでHRセクションメンバー全員に新卒営業について学ぶ機会を作っていきました。中に入社1年目の若手営業もいましたので、勉強会を3回実施しました。
特に大変だったこと、工夫したことはありますか?
私、前職、学習塾で働いていたので、分からない人の心理を考えるのが好きなんです。リクナビを売ったことがない営業さんが、商品の機能とか、掲載の流れとかを身に付けてもらう上でどこでつまづくのだろうかを考えます。
そうするとやっぱり人によってつまづくところが違います。商品の機能は覚えているが、掲載スケジュールの認識が間違っている人。その逆の人。一人ひとりに合わせて対応していくことを心掛けました。営業さん一人ひとりのクセを見抜いた上で、先手を打っていくんです。掲載スケジュールを正しく記憶できない営業さんには先回りしてスケジュールをアナウンスするとか。
そこまで営業一人ひとりを見ているなんて脱帽です。。。
お客様と直接関わる責任とやりがい。
ぐっさんには、リクナビ2022の原稿全てに目を配ってもらい、不備を撲滅してもらいました。大変だったことは何ですか?
リクナビの原稿はタイキ側だけでなく、お客様側でも原稿の編集ができる仕様になっています。ゆえにお客様とちゃんとコミュニケーションが取れていないと、同じ作業を何度も繰り返すという非生産的な状況に陥ることがあり得ます。私が不備を回避するために表記した内容が、その意図がお客様に伝わっておらず、お客様側で編集され、不備のある状態に戻ってしまう、なんてことも。
「この文言を入れないと不備になります!」というのをお客様にも、営業にも説明していきました。それでも中々意図が伝わらないお客様の原稿に関してはチェックしに行く頻度を上げました。原稿審査の直前はピリピリしていましたね。
確かに、それはリクナビあるあるですね。でも結果、無事にリクナビ2022はオープンできました!さて、ここからなかこの出番です。RAとしてリクナビ掲載中のアフターフォローを、営業と一緒に行うパターン。完全に営業からフォローの仕事を巻き取るパターン。どちらもお客様の前に立ちます。緊張しましたか?
そりゃあもう(笑)5年ぶりに、お客様の前に出ましたよ。
お客様からすれば、営業の代わりに「いきなり出てきた人」状態ですから、とにかく信頼関係の構築に努めました。前々職が求人広告の営業だったとはいえ、私、新卒の営業はやったことがありませんでした。足りない知識を埋める勉強はたくさんしました。
採用支援会社が出している調査レポートに目を通すだけでなく、もっと就活のリアルを知りたくて、SNSで学生の声を拾いました。「今の学生さんってこんな風に考えているんですよ」って独自で拾った事実の方がお客様の反応が良くて、どんどん新卒採用の楽しさを見出していきました。結果、お客様に頼っていただけるようになったり、アンケートに感謝の声もいただけて嬉しかったです!
従来の内勤スタッフの仕事の定義からは大きく外れる内容となったわけだけど、二人はどんなモチベーションで取り組んでいたの?
オフィスの外へ飛び出すことで、いろんな方から「ありがとう」がもらえるようになったことは、本当に励みになりました。私は営業ではありませんが、自分の価値をお客様へ届けられたことは嬉しかったです。前々職時代に感じたやりがいが戻ってきた感じです。改めて自分はお客様から感謝されることが好きなんだなーって再認識できました。
大変ではあるものの、お客様と直接関われる内勤スタッフのポジションは有難いと思います。自分の仕事の先にしっかりお客様がいることを実感できました。
原稿の不備をなくして、ミスなく入稿する仕事は自分の性格には合っていました。コンプリートした!という達成感は、パズルをやっている楽しさに近いですね。
キャリアを重ね合わせて、代替が利かない存在に。
仕事をする上で、普段から心がけていることは何ですか?
ミスをしないことです。自分の仕事の先には必ずお客様がいます。ミスをしないことが大前提です。
さすがだね!と言われるのが好きなので(笑)、先回りして、この営業さんにはプラスアルファ何をしたらいいかを考えて、行動しています。入社間もない頃、先輩のアシスタントさんから教わったことを実践しています。
二人ともさすがです。では今後、やっていきたいこと、目標は何ですか?
内勤スタッフとしては、経験が社内で一番少ないので、できるようにならないといけないことはたくさんあると思っています。一方で、リクナビ、リクナビNEXT、タウンワーク…いろんな媒体に関わらせてもらっているキャリアも珍しいかなと思っています。現在は営業アシスタント業務が中心ですが、原稿担当として原稿制作もできます。もっと勉強して、代わりが利かない存在になれたらと思います。
私もハイブリッドな人間になりたいですね。営業アシスタントもやって、営業さん寄りのお客様と折衝する仕事もやって・・・といった存在に。そして何よりもお客様に私がいれば心強いと言ってもらえる存在になりたいです。
キャリアの重ね技、いいと思います!最後にタイキアワードに参加してよかったですか?
私の仕事ではなく「なかこさんがこんな仕事をしているから見て下さい!」という気持ちが最初からありました。アワード本番は楽しかったです。スライド作ったり、発表したりするのも好きなんです。そして頑張って、MVPをもらえて、目に見える形で評価してもらえて、本当に嬉しかったです。
ぐっさんと一緒にMVPを獲れたのが本当に嬉しかったです!ぐっさんとは帰る方向も一緒なので、自分たちの仕事について、会社帰りに振り返りをするなど、二人三脚でやってきました。この1年はぐっさんがいないと乗り切れなかったと頭が上がりません。ぐっさんはベストパートナーと呼ぶべき存在です。
二人の強い絆があってこその強力な営業フォローだったんだね。営業部を代表して感謝申し上げます。ありがとうございます!そしてMVP受賞おめでとうございました。
最後に。
昨今、セールス(営業)の世界では「分業化」がトレンドになっています。インサイドセールス、カスタマーサクセス等、新しい営業職が誕生しています。様々な事情があり、タイキは今でも顧客に価値を提供する全プロセスを営業が担当するスタイルですが、今回のなかこ&ぐっさんの取り組みは今後、タイキが「営業の分業化」を検討するにあたり、大変参考になる仕事だったのではないでしょうか。組織に新しい示唆を与えた点でも非常に価値のある仕事だったと思います。
そしてそれ以上に二人のお客様に対するホスピタリティマインドの高さは、営業、内勤問わず見習うべき素晴らしい点でした。これこそがタイキらしさであり、全従業員でもっともっと高めていきたいと思います。
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