こんにちは!人事部長です。
今回は、「リクルーティングアシスタント」という新しいポジションで仕事をする、なかこを紹介したいと思います。リクルーティングアシスタントについては以前、「HRセクションとRBセクションが統合。タイキの新しい営業戦略について営業部長が語ります。」という記事にてご紹介しましたが、今回はなかこに改めてインタビューに協力いただき、より具体的にリクルーティングアシスタントについて紹介したいと思います。
そもそも「リクルーティングアシスタント」とは。
リクルーティングアシスタントについて、以前の記事を抜粋して説明します。
新卒商品の「リクナビ」はお客様が約1年間、サイトに掲載することが可能です。営業マンは新卒採用の成功に向けて、お客様へリクナビの導入を提案します。一方、掲載後、1年に渡ってアフターフォローが必要で、このアフターフォローの量と質がお客様の採用活動の成否を握っています。
今回、この「導入提案」と「アフターフォロー」を分業することにしました。これにより営業マンはお客様への導入提案や課題解決に集中し、より多くのお客様に、より高いレベルでの提案を行うことができます。そしてアフターフォローはリクルーティングアシスタントという専任者が責任を持って行なうことで、採用成功と高い顧客満足を実現することができます。
リクルーティングアシスタントのなかこが所属するHRセクションでは、お客様の採用期待に応えていくために、所属するメンバー同士が協働して価値発揮していくことに力を入れています。
元々、営業アシスタントとして勤務していたなかこですが、現在は営業と同じように、お客様先へ訪問し、アフターフォローを行なったり、営業と一緒にお客様の採用課題を解決するための調査や企画・提案を行なったりします。売上目標を持つことはないですが、お客様満足度を最大化し、次年度の「リクナビ」リピート率80%を実現することを営業と一緒に追いかけています。
それでは、実際のなかこの声を聞いてみたいと思います!
なかこが「リクルーティングアシスタント」になるまで。
今回、インタビューにご協力いただきまして、ありがとうございます!
いえいえ、こちらこそ、よろしくお願いいたします。
早速ですが、まずはなかこのタイキでのキャリアについて教えて下さい。
2018年4月にタイキに、「営業アシスタント」として入社しました。1年間、勤務した後、2019年4月から旧RBセクション(現HRセクション)専属の営業アシスタントになりました。
そこで新卒採用領域を専門に営業をサポートするようになり、徐々に新卒採用に関する知識を身につけていきました。
確かにそうでしたね。
その後、2020年10月に旧RBセクションと旧HRセクションが統合し、そのタイミングから現在のリクルーティングアシスタントの仕事に就くことになりました。
1年ごとに新しいミッションに就いていますね。目まぐるしい!!
確かに、そうですね(笑)
そもそもなかこがタイキに入社した経緯も教えてもらえますか?
新卒で同じ人材ビジネスの会社に入社し、求人広告の営業を経験しました。その後、教育業界へ転職し、教室長を3年ほど経験。
次のキャリアチェンジを考えた時に、全く新しいことではなく、これまでのバックボーンが活かせる仕事が良いと思い、転職活動を行なっていました。
ふむふむ。
タイキはリクナビNEXTを見て応募しました。
やっぱり1年目に人材ビジネスを経験し、楽しかったんですよね。いろんな業界のお客様に出会うことは、まるで毎日、異なる職業体験をしているようで。
そうだよね。それは人材ビジネスならでは醍醐味だよね。
そうなんです。タイキ以外の会社からも内定を数社からもらったんですが、最終的にはタイキの皆さんの人柄で決めました。営業アシスタントの先輩や当時の営業部長にも会わせてもらいました。
そして何よりも会長、社長が真剣に面接をしてくださっていることがとても嬉しかったんです。経営トップが、スタッフ一人の採用にここまで本気で行っているんだって。
へー!実は僕もタイキに入社を決めた理由が一緒です。会長が自社の採用活動に本気なのが伝わってきて。すごい経営者だなーと思いました。
そうですよね。
そんな中、今回、新卒1年目と同じく、お客様と対面で接する仕事に就いたわけですが、リクルーティングアシスタントの話を聞いた時、率直にどう思いましたか?
楽しそうだな!と思いました。まだ具体的なミッションが決まっていたわけではありありませんでしたが、上司のカッさんから話を聞いて、ワクワクしたことを思い出します。
へー!
私自身、営業アシスタントの仕事にはやりがいがあったし、充実した日々を送っていたんです。
ただ旧RBセクションの専属のアシスタントになって、より近くで営業さんの仕事を見れるようになった時、営業さんがお客様と話をしている姿を見て、うずうずした気持ちが沸き起こってきました!いいなーって。
うずうず???
営業さんがお客様側に入り込み、採用課題の解決に取り組んでいる姿を見て、楽しそうだなと思ったんです。
今回のリクルーティングアシスタントはまさにそのような仕事ができると思うので、やってみたい!と思いました。
そうだったんですね!頼もしいです。
リクルーティングアシスタントの仕事とは。
現在の具体的な仕事内容を教えて下さい。
リクルーティングアシスタントの仕事は主には3つに分類されます。
1つは「伴走委託」。営業さんに変わって、お客様の採用活動の伴走(媒体掲載中のアフターフォロー)を行ないます。
2つ目は「伴走並走」。営業さんと一緒に、お客様の採用活動の伴走を行ないます。この仕事が一番多いですね。
3つ目は新卒領域の事務・アシスタント業務です。調査をしたり、営業資料を作ったり。他にも営業さんの知識量UPを目的とした、テストの作成・採点・解説も行っています。
あのテストは若手営業にとっては良い勉強の機会になっていますよ!
そうだと嬉しいです。
すでになかこはお客様先にも訪問し、フォローを行なっています。そんな中、嬉しかった仕事のエピソードはありますか?
新規のお客様からのアンケートで、褒められたことです!
あーー、あれは社内で盛り上がったよね!HRセクションの他のスタッフも自分のことのように喜んでたよ。
はい!とても嬉しかったです。
取引の初年度で結果を出せたら、翌年以降も継続して取引いただけるだろうと思い、力を入れてサポートしました。
お客様もリクナビの掲載が初めてだったので、分からないこと、不安なこともあるだろうと思い、とにかく先回りして、フォローすることを意識した結果、感謝していただけました。
具体的にはどんなサポートを?
リクナビ掲載前の各種設定ですね。人材要件の設定、説明会・面接予約画面の設定など。
初めはいただいた質問にただ答えるだけでしたが、その後は「こんなこともお客様は疑問に思われるのでは」と次に来る質問を想定して、先に資料を読み込んだり、リクルートに問い合わせしたりして、調べておきました。
「結果、リクナビのことはこの人に聞けば何でも分かる!」と信頼してもらえるようになりました。
す、すごいな。なんで、そんなことまで?
新卒1年目の時に上司から「仮説を立てて行動しろ」と先回りをして仕事をすることの大切さを教わりました。これまでのキャリアが今に生きていますね。
いや、なかこが活かしているんだよ!
今後、どんな仕事をしていきたいか。
逆に新しいミッションに挑戦し、苦労していることは何ですか?
お客様と関係性を築いていくことですね。
やれているじゃん(笑)
いえいえ。営業さんとお客様との関係性が強ければ強いほど、入り込むのが難しいと感じています。
自分も営業を経験しているから分かるんですが、自分が開拓してきたお客様なら初めから私を信用してくれていますが、途中から入る難しさを痛感しています。
なるほどね。
私の知識、経験だけで解決できないこともあります。
例えば、エントリーが伸びないというお客様のご相談に対して、どうしたら解決できるか、一生懸命調べて、導線強化を提案したんですが、結果はあまり変わらず・・・なんてことも。
うーーーん、そういう時は一人で抱えず、営業に相談すればいいよ。
そうですね。そのお客様も結果も大事だけど、採用活動がより良くなる方法があれば、どんどん提案して!とおっしゃっていただけているので、これからもめげずに頑張ります。
自分で本も読んで、もっともっと引き出しを増やしていきたいです。
いいね!今後、どんな仕事をしていきたいですか?
今はトライアンドエラーではなくて、トライ、トライ、トライって感じですね。やってみるしかない!
いろんなお客様を担当させてもらっていますので、いずれは「私と一緒なら(採用活動は)問題ない!」と思ってもらえるような存在になりたいです。
プロとして頼ってもらいたい?
そうですね。採用のプロになりたいですね。
まだひよっこなので、すぐに答えられないこともありますが、将来的には営業とは違った視点で提案できるようになりたいです!
なかこなら絶対になれます!これからも一緒に頑張っていきましょう。ありがとうございました。
最後に。
インタビュー終了後に、旧RBセクションと旧HRセクションが統合し、新組織が発足したことについて、当時、どう思っていたか、聞いてみました。
「最初は緊張したんですが、今はこの組織が好きです。以前の組織より多くのメンバーが在籍する部署のため、いろんな営業さんの仕事を見れて、勉強になります。商談に同行した際、お客様へこのようにアドバイスすればいいんだ!と気づきがたくさんあって、引き出しが格段に増えました。」
率直に勉強熱心な人だなーと感心しました。だからこそ、営業アシスタントという基本はオフィスでの内勤業務が中心の仕事から、外勤もあり、お客様からのプレッシャーにも晒されるリクルーティングアシスタントに挑戦できたんだなと思いました。
そしてお客様アンケートからも賞賛の声が返ってくるように、お客様の期待に応えたい!感謝されたい!という思いを持って仕事をしていることが素晴らしいなと思いました。タイキでの営業職のキャリアはゼロですが、若手営業が見習うことは多いと思います。
「私も営業1年目の時に、仕事がきつかったのですが、その時に営業アシスタントさんにずいぶん助けてもらったんです。だからこそ、今度は逆の立場になって、タイキの若手営業に、『この仕事、楽しいよ!』と伝えていきたいし、励ましてあげたいんです。」
と語るなかこに、今後も大きな期待をかけていきたいと思います。