こんにちは。ハレタイ編集部です!
今回は、9月に開催された「シェアナレ」で大活躍をした、営業おふたりへの対談インタビュー企画をお届けします。ベテランの2人が普段大切にしていること、お客様への想い、今後の目標…様々なお話を聞くことができました!
シェアナレの結果をご報告
「シェアナレ」とは、リクルートが主催する、リクルート代理店全体の採用成功ナレッジ共有会です。
「アルバイト・パート・派遣採用成功部門」「社員採用成功部門」「オウンド(オウンドメディア)採用成功部門」の3部門でのコンテスト形式になっており、作品審査で優秀な作品を選出。選ばれた作品の代表者がナレッジをプレゼンする最終審査を経て、大賞・準大賞が決まります。
そして、なんと!!2023年度上半期のシェアナレでは、3部門中2部門でタイキの作品が大賞に選ばれました!
★オウンド採用成功部門★。・*
営 業:きくちゃん
協業者:メガネさん、ほど
営 業:CH1RO
協業者:メガネさん
これまでも受賞歴のあるタイキですが、2作品同時に大賞に輝いたのは初めて!快挙に社内が沸きました!受賞された皆さん、おめでとうございます!
きくちゃんの作品を紹介
無料の採用ホームページ「Airワーク」のフル活用と、求職者目線に立った取材で採用難のキャディを採用・定着に導いた仕事
名門ゴルフ場を経営されているお客様。深刻なキャディ不足に加えて、ベテランキャディの定年退職も迫っており、キャディの採用が目下の急務でした。
きくちゃんはまず、活躍されているキャディさんたちへの密着取材を実施。そこから3パターンのターゲット&タウンワークの原稿を提案しました。タウンワークに合わせて、うまく活用できていなかったAirワークの内容も大幅に変更。AirワークはIndeedへ掲載し、反応をみながらさらに内容を作りこんでいきました。
結果、合計22名の応募を集めることに成功!3名の採用目標に対して、目標期限内に3名を採用できました。そして今もその3名は定着・活躍されています。Indeedへの掲載終了後もAirワークから応募が集まっており、応募の母集団形成~人材採用~活躍までを最小コストで成功させ続ける型を確立しました。
CH1ROの作品を紹介
社長がやりたいことを言語化して採用ニーズを創出する。そして超優秀層の採用成功に導く。まさに経営参謀のような仕事
主にアスベストの無害化事業をされているお客様。事業拡大のため、アスベスト除去作業員の増員を計画するも、頓挫してしまいます。事業計画の練り直しが求められました。
CH1ROは改めて現状の課題を抽出。そして「事業拡大を行うには、作業員の増員よりも前に『経営企画部』の設置を」と提案しました。具体的には、社長が描く構想を具現化していく「経営企画 兼 秘書」のポジションの創出です。
上記を実現できるのはどんな人か…たどり着いたのは、どの会社でも重宝されるような高い能力を持った人材でした。そのため、この募集に振り向いてもらうための原稿内容および雇用条件、スキルを見極めるための選考方法まで丁寧に設計・提案。そして見事、大手企業で取締役を務めていた方の採用に成功しました!
大賞作品のバックストーリー
今回の大賞受賞に限らず、レジェンド級の活躍を長年続けているきくちゃんとCH1RO。おふたりにじっくりと話を伺い、活躍・成長の源泉を探りました。
作品が生まれた背景
大賞受賞、おめでとうございます!以前よりきくちゃんが今回の作品にかける情熱を感じていたので、受賞は嬉しいニュースでした!
ありがとう!このお客様の採用は難しい課題ばかりだったけど、なんとか成功したくて、いろいろと試行錯誤しました。
たしかに、「採用難職種」「アクセスが不便」にも関わらず「平均的な雇用条件」となると…応募を集めるのは難しそうですね。
でも私は、どんな所でも採用はできると信じているので!難しくても、やれることを全力でやろうと思っていました。自分にご相談をいただけたことにすごく感謝の気持ちがあるからこそ、「相談して良かった」と思ってもらいたいんです。
数時間かけて徹底的に取材されていたことに驚いたのですが、全力でやる覚悟を決めていたからなんですね。実際にやり切れるのもすごいです!
本当に。シェアナレの発表を見ていて「さすが!」と思いましたよ。自分に足りない部分を再確認させられましたね。
そういうCH1ROの仕事も、事業計画をお客様と再構築する、求人広告の枠を超えた素晴らしい仕事でした。どうやってそこまでの関係性を築いたのですか?
実は、事業計画の再構築をした時には出会ってから既に2年が経っていたんです。出会った頃のお客様は、採用のさの字もわからない状態。というのも、社長の縁故で社員を集めてきた会社だったので。だから雇用契約書や就業規則をつくったり、まずは採用体制を一緒に整えていきました。その間に自然と、信頼を深めていくことができましたね。
2年間…。なかなか根気のいる時間だったのでは?
その通りです。でも一番の感想は「楽しかった」です。僕は日頃から、採用のことで答えられないことがないようにしたいと思っているので、例えば雇用契約書作りとか、やったことのない仕事を経験させてもらえたのは楽しかったです!とてもいい成長機会をいただきました。
日々取り組んでいること
大賞受賞レベルの仕事ができてもなお、成長を求めているんですね。ちょっと驚きました!
いやいや…。僕はいまだに勉強し足りない、知識量が少ないと思っています。意外に思われるんですが、実は僕はしゃべるのが苦手。だからこそお客様が持っている情報を引き出すことを徹底しています。でも質問ってベースの知識がないとできないんですよ。だからわからないことがあれば調べる。もはや勉強することは習慣ですね。
突き詰めると、勉強し続けられることが強みと言えそうですね。
そうですね!採用において僕らはプロですから。必要に応じてお客様にアドバイスをするべきだし、むしろできないといけませんよね。
私も知識や情報のインプットは欠かさないけど、やり方が違いますね。女子会を開催してトレンドを掴んだり、ネットニュースを見て気になった情報をストックしています。
求人広告や採用に限らず、広くアンテナを張っているんですね。
そうなんです。求人だけに限らず、アイデアのヒントを出来る限りたくさん得るためにアンテナを張っていますよ。そしてヒントとヒントが結びついてアイデアが浮かんだら、お客様に即刻提案するようにしています。自分のアイデアでお客様がうまくいくと楽しいし、もちろんお客様も喜んでくれる!「アイデアを世の中に発信できる」というのは、この仕事の醍醐味だと思っています。
そのバイタリティ、うらやましいです。
やっぱり、お客様が大事で、自分の中で「お客様には200%尽くす」って決めているんです。お客様の事業がうまくいくことを心底願っているから、「こんな取り組みをやってみたら事業がもっとうまくいくんじゃない⁉」って勝手に考えちゃうんです。浮かんだアイデアをぶつけると何か変化や反応があるのも面白くて。だからこの仕事を長く続けられているんだと思います。
お客様が大好きな気持ちが行動に表れるんですね。
そう!お客様をとにかく好きになっちゃうのが私の強み。家族同様の愛みたいなのを持っていますね。
協業する仲間への想い
今回の受賞作品はともに制作部のメガネさんが原稿を担当しています。メガネさんはそれぞれどの段階からかかわっているのですか?
メガネさんには取材のポイントを考えるところから相談しました。ターゲットのブレストを行い、「じゃあここをヒアリングしよう」と。原稿制作ももちろんメガネさんです。
経営企画職の採用を提案するところからメガネさんに入ってもらいました。僕が経営企画職に求める条件を商談で決めてきて、「それって実際にはこういう人です」と具体的に落とし込むところは全面的にお任せしました。メガネさんは引き出しが多くて、人を分析する視点が鋭いので、ターゲット設定がとてもわかりやすいんです。
メガネさんが提案に入ることで完成したんですね。
シェアナレの場で評価された、「潜在需要8.2兆円以上ある市場である」という訴求ポイントもメガネさんが調べてくれました。
そこもなんですね!おふたりとも広告で伝える内容・表現については全面的に制作に任せている印象があります。
方向性を持ってくるのが営業、うまく料理してくれるシェフが制作。だからよっぽどのことがない限り相手にNOは言いませんね。2人が一緒の目線に立った時にいい仕事が生まれると思っています。
同感です。制作は全員営業の自分に足りないものを持っていると思っています。だからプロの制作が「ここが知りたい」「こういう訴求がいい」ということは絶対。お客様に必ずお伝えして最善を尽くします。
知り合って18年目のお互いの印象
タイキ歴が長いおふたりですが、これまで一緒に営業する機会はありましたか?
営業同行はないのですが、きくちゃんは「営業力とはなにか」を僕に教えてくれた人です。
というと?
僕の入社当時、きくちゃんはリクルートのべスプラ(採用成功のナレッジを競うコンテスト)の常連。きくちゃんの活躍を見て、営業力とは採用成功ナレッジを創る力なんだと感じました。だから、きくちゃんは「すごく提案の出来る人」というイメージです。
当時から「提案のタイキ」の第一人者だったんですね。
そうです。ただし第一人者だけど、いわゆる「バリバリの営業」とも違うんです。きくちゃんが考えるのは「うまく売る」ことではなくて「いかにお客様がやりたいことをやれるか」。お客様と深いところで繋がっている営業なんです。
なるほど。逆にきくちゃんはどうですか?CH1ROの第一印象を覚えていますか?
もちろん!CH1ROの代の新卒が入社した時は、いい会社になる予感を感じてめちゃくちゃテンションが上がりました!
具体的にその予感はどのあたりから?
みんな別々の個性が光っていた点から。新鮮で、どう成長していくのかが楽しみでした。CH1ROの場合、「ちょっと軽いのかな?」という最初の印象に反して芯の強さを感じましたね。
今現在はどんな印象になりましたか?
今回のシェアナレの仕事もそうですが、難しいことをさらっとやってしまえるのがかっこいい!いつまでも若手がお手本にする営業でいてほしいです。
今の若手の中でCH1ROに憧れている人は多いですよね。でもそのCH1ROはきくちゃんに憧れて。「提案のタイキ」が受け継がれているんですね。
みんなが「シェアナレやT-1で受賞したい」と思うのは、きくちゃんが創った文化だと思います。きくちゃんの「人との関係性を大事にする仕事」はもうずっと新人の教科書のようになっていますね。
2人の素顔を教えて
多忙な日々を送るお二人ですが、プライベートはどのように過ごしているのですか?
今は仕事40%、家族30%、自分30%。エステやジム、女子会など自分のためになるべく時間を捻出するようにしています。自分が好きなことをやるために仕事も頑張るという感じです。
女子会でトレンドを掴んだり、きくちゃんはプライベートが仕事に活かされているイメージです。
プライベートで訪れた先が仕事になることも結構あるんですよ。仕事とプライベートは繋がっていますね。
僕は、商談で知ったおでかけスポットに子どもと行ったりしています。そこで出会ったスタッフさんが提案のヒントになることもあるので、僕もプライベートと仕事に明確な境界はないです。家族の存在が仕事の活力であることは間違いないですけどね!
今後の目標
大きな成果を手にしたばかりですが、次の目標は決まっていますか?
動き出そうと思っている、明確な目標があります。今は求人広告や採用業務の代行の提案をすることが多いのですが、そこからステップアップして、採用コンサルとして認められる活躍をしたいと考えています。
私も明確にあります。今回受賞したオウンドメディアリクルーティングのナレッジを、介護業界の採用に活かすことを考えていて、提案を進めています。採用に悩まれている介護業界のお客様と多く出会ってきたので、介護業界を変える採用の仕組みを作りたいんです!
スピードを緩めることなく、すでに先を見据えているんですね!おふたりの益々の活躍を期待しています!本日はありがとうございました。
最後に。
人材ビジネスをとことん楽しんでいる。インタビューを終えて、2人に対してそんな印象を持ちました。実は今回、タイキで営業をする魅力についても考えを聞いたのですが、2人とも答えは同じで、「何でもできること」。動画・CM・チラシ・パンフレット…どんな企画でも詳しい人が必ず社内にいて形にできる。しかもニーズを他部署に接続するのではなく、最後まで自分で担当できる。それが楽しいと語ってくれました。
しかしながら一朝一夕でその境地に達することは難しいでしょう。2人の歩みを聞いている限り、数多くの提案経験を重ねて知見を得ることで、「こんな求人広告を展開したらどうか」「動画を作ってみよう」といったアイデアの素地が整うからです。
ですから人材ビジネスは、やればやるほど面白さが増していくビジネスと言えるのかもしれません。そう考えると今までよりも少し、未来にワクワクしてきませんか。
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