こんにちは!ハレタイ編集部です。
2023年12月末に、社内の良い仕事をコンテスト形式で共有するイベント「第5回タイキアワード」が開催されました!当日は、エントリー作品の中から選ばれた5作品がプレゼン発表。参加した全従業員の投票のもと、最優秀賞1作品・優秀賞2作品が決定しました。
今回は、受賞作品の紹介や受賞者が作品に込めた思いの他、タイキアワードを盛り上げるための様々な取り組みや当日の様子など、内容盛り沢山でお届けしたいと思います!
改めて、タイキアワードとは
まずは、タイキアワードとはどんなイベントなのかを改めて確認しておきたいと思います。
タイキアワードとは
営業、内勤問わず、素晴らしい価値を創出した従業員の仕事をコンテスト形式で共有。優れた成果をあげた従業員を表彰し、価値創出を称賛する風土・文化を全従業員で作るイベント。
■価値創出の具体的なプロセスを共有することで、業務遂行のナレッジを蓄積、横展開し、全社の生産性向上を図る。
■イベントを通じ、仲間の仕事を褒め称えることで、「価値創出(もっといい仕事をする!)=太陽企画の風土・文化」を作る。
審査は、下記の基準をもとにアワード審査会にて入賞作品を5作品選出します。その中から最優秀賞・優秀賞を決める従業員投票についても、同じ審査基準で行われます。
なお、この審査基準は第5回開催にあたってリニューアルされたもの。いかなる分野の仕事でもフラットに審査できるように、そして仕事の価値が正しく評価されるように変更されました。
タイキアワードが開催されました
当日の様子をご紹介
第5回タイキアワードは、「サンシャイン クルーズクルーズ」という大きな会場で開催されました。
受賞・入賞作品を一挙紹介
5作品のいずれも素晴らしかったのですが、今回の結果はこうなりました!
結果 | 作品名 | エントリー者 |
最優秀賞 | セイサクコワクナイ | 営業第三部新人対応チーム (おなす、ばーちー、アヤト) |
優秀賞 | 制作さんと営業の連携により、 他代理店のシェアを奪い、 新規から約4000万円の取引を実現 | くさ、H.S |
優秀賞 | みんなで作り上げる「タイキアワード」 | タイキアワード盛り上げ隊 (はせまみ、みのりん、おぐちゃん、 みずむら、なづき) |
入賞 | 「おせっかい」が生む効果 ~健康経営の取り組み~ | はせけい |
入賞 | 営業企画の仕事の80%は ホスピタリティーでできている | 営業企画部 |
受賞された皆さんも、入賞された皆さんも、おめでとうございます!そして発表お疲れさまでした。
次からは、それぞれの作品についてご紹介していきます。あわせて受賞者インタビューも掲載。発表に込めた思いなど、是非多くの方にご覧いただきたいと思います!
最優秀賞の作品を紹介
作品概要
制作と営業の協業性を高めて、“一緒に原稿をつくる”ことを当たり前にしたい。そう考えた制作部の営業第三部新人対応チームは、新人営業を対象に「制作相談部屋」を開設。原稿制作の依頼や、原稿内容の相談を気軽にできる場を設けました。
運用する過程で、営業とのコミュニケーションを次第に強化。発注資料の作り方、取材時の質問内容、聞き方のコツなど、一人ひとりの悩みに合わせてアドバイスをするように。さらには勉強会の開催など、原稿づくりにおける不安や疑問に徹底して寄り添いました。
その結果、制作に一任するような原稿発注は減少し、「どんな原稿なら効果を最大化できるか」という営業・制作間のコミュニケーションが定着。クオリティの高い原稿が次々生まれ、採用成功率・お客様満足度ともに高いレベルを実現しました。
代表しておなす&ばーちーにインタビュー
最優秀賞おめでとうございます。受賞後、発表への反響はありましたか?
ありがとうございます!「私も相談部屋チャットに入れてほしい」「自分が新人のときにもやってほしかった」という声を多くもらいました!
今回の取り組みのポイントは、営業から制作へ相談する箱を用意しただけでなく、「しっかり活用され続けた」というところにあったと感じています。相談しやすくするための工夫はされたのでしょうか?
相談部屋の一番最初の投稿は、かなりフランクにすることを狙ってやりました。絵文字をたくさん使って「じゃんじゃんやっちゃって~」みたいに(笑)。
あとは、営業第三部のマネージャーであるほどさんに、教育の方針ややってほしいことを聞きながら進めました。こちらから「こういうことをやりたい」と相談したり、取り組みに対して感想をもらうこともありましたね。もう一人のメンバーであるアヤトは特に営業さんと仲が良いので、会話しながら営業サイドも巻き込んで作り上げた感じです。
今回の取り組みを通して変化を感じる点はありますか?
自分自身の話になってしまうのですが…原稿発注への臨み方が変わったと思います。以前は営業さんが考えたターゲットやコンセプトをそのまま受け取ることがほとんどでしたが、今は「ああでもない」「こうでもない」と一緒に考えるようになりました。
今回の取り組みを見ていた先輩営業さんの中にも私と同じような方がいて、「こんなターゲットを考えてみたけどどうかな」と発注で相談してくれることが増えましたね。
提案の最初の段階から話を聞く機会が増えたので、「営業って大変だな」と思うようになりました。逆に新人さんたちも、今回の取り組みを通じて、制作のことをわかってくれたと思います。制作依頼の際にこちらを慮った一言を添えてくれたりするんですよ。お互いの状況がわかると、相手に対しての思いやりが生まれるので仕事がやりやすいですね。
新人さんを中心に、社内の雰囲気が良い方向に変わってきているのを感じますね!最後にこの取り組みを行った感想を伺えますか?
エリア(現在の営業第二部)専属の原稿担当になった時から、「もっと営業と制作で協業できればいいのに」と思っていました。なので、こういう取り組みに挑戦する機会をもらえたのは嬉しかったです。今回の受賞を機に、営業と制作の協業機会が会社全体に広がっていけばいいなと思います。
今回の取り組みをしていくうちに、新人さんから掲載結果を積極的に共有してくれるようになりました。「効果が出ていないから気まずいな…」という時もあると思いますが、そんな時でも「もう1回相談に乗ってください!」と気軽に言ってもらえるようになったのが嬉しいです。私は「何かをみんなでやる」のが仕事のモチベーションになっているので、この取り組みをやってよかったと思います!
「制作はもっと一緒に原稿をつくりたいんだよ」ということが今回の発表で伝わったと思うので、新人さん以外でも「一緒に原稿をつくる」シーンが増えていくといいですね!
優秀賞の2作品を紹介
くさ&H.Sの作品概要
大手派遣業のお客様とのお取引が決まった、くさ。ただし、週に5~15件の原稿を制作する必要があり、従来の原稿制作フローで動かすのは困難でした。
そこで制作のH.Sに相談。大量の原稿を動かす為のくさのアイデアを基に、制作依頼の方法や納期、校了時間などを細かく話し合いました。
おかげで円滑に原稿を進行できたうえ、応募数でお客様から高評価を獲得。出稿数が増加し、開始から1年7カ月で4000万円超のお取引をいただきました。
くさ&H.Sにインタビュー
受賞おめでとうございます。改めて今回のエントリー理由を教えてください。
今回の仕事は、業界大手・中堅のお客様を担当する際に汎用性のある仕事だと思います。限られた情報・時間の中で原稿クオリティ・スピードの両方を実現して、成果になっているのを営業・制作のみんなに見てほしくてエントリーしました。
そしてそれをやっている「プロフェッショナルなH.Sさん」を知ってほしかったんです。
H.Sの仕事ぶりに惚れたんですね!
少ない情報であれだけ表現を生み出して、納期も守る。H.Sさんならできると思っていたけれど、本当にやってくれてめちゃくちゃ驚きました!
いや、あれだけの原稿を動かすくささんがすごいと思います。お客様と膨大なやりとりをしながら、情報を整理して、発注をするってすごいです。くささんがターゲット・コンセプトを用意してくれているから、僕は表現を考えることに注力できています。
2人の間でうまく連携できているんですね。
営業と制作の連携強化の必要性は以前より社内で言われてきたことの1つですが、協業を進めるには何が必要だと感じますか?
答えはシンプルだと思ってます。お互いの背景を理解して、歩み寄る事。営業が意思を伝えることを怠り、制作が営業の背景を理解出来ていない時に、すれ違いが起きるんだと思います。だから、コミュニケーションの仕方が変われば協業は進むでしょう。そのことを先輩上司が発信し続けて、文化として浸透させていくことが今後の為には大事。今回のエントリーには、その意味も込めています。
今回の仕事の仕方が他のお客様でそのまま使えるとは限りませんが、相手の仕事を想像してみること、お互いにちゃんと考えることが大事だと思います。
最後に受賞の感想をお願いします。
会社を盛り上げようと覚悟を決めて臨んだ仕事に対して、H.Sさんが協力してくれて、アシスタントの皆さんも…。人と協業してやることの大切さを改めて知りました。発表を通じてそのことを伝えられたのが良かったです。少しでもプラスに作用して、タイキがより良くなってくれればすごく嬉しいです。
くささんと同じく、協業の大切さがきちんと伝わっていたらいいなと思います。あと、今回の発表は原担の仕事を知ってもらえる機会でもあったと思うので、ありがたかったです。
タイキアワード盛り上げ隊の作品概要
かねてより、広報に課題があったタイキアワード。解決にむけて有志で集まったのがタイキアワード盛り上げ隊です。
「イベントのわくわく感を形成し、アワードの認知度&当事者意識を向上させる」ことを目標に広報活動を検討。Teamsでの広報、日めくりカレンダー企画、インスタとの連動、動画制作など会社全体を巻き込んで活動しました。
開催後のアンケートでは、8割以上の人が広報活動を評価。みんなで社内イベントを作る風土の醸成に繋げることができました。
代表してはせまみ&みのりんにインタビュー
優秀賞おめでとうございます!受賞後、反響はありましたか?
若手から「自分も何かしらタイキアワードに関わりたい」という意見をもらいました。実は自分たちの発表が説教っぽく捉えられないか不安に思っていたので、きちんと伝わったようでホッとしています。
そうそう。当初エントリーもためらっていたんです。でも、「イベントをみんなで創っていくものにしたい」という思いや、関わってくれた人へ感謝を伝えるためにもエントリーしました。
「イベントをみんなで創る」という言葉通り、盛り上げ隊の企画には結構な人数が協力していましたね。
自分の身近な人が関わっていないと、正直関心を持ちにくいだろうと考えていました。だからあえていろんな人を巻き込もうと計画して、協力を依頼する相手・登場する順番についても作戦を練ったんですよ!
すごい!実際、盛り上げ隊によって関心が高まった印象があります!
私も、社内の雰囲気が変わってきた感覚はありました!投稿へのリアクションが多く集まるようになったり、社内で声をかけてくれる人も増えていきましたから。
当事者意識の向上という目標を達成したことで感じた、タイキアワードの新たな課題ってありますか?
盛り上げ隊の活動はエントリーが済んでからがメインなので、エントリーを募る難しさを感じています。エントリーが増えたらもっと盛り上がると思うんです。いい仕事って自分が当たり前と思ってやっている中にあったりするので、それをちゃんと見つけて声をかけてくれる人が必要だなと感じます。
同じく、エントリーを増やしてアワードを盛り上げるためにも、称賛し合う文化をいかに作っていくかが課題だと思います。日頃から他の人の仕事にも目を向けて、「その取り組みいいね!」とか「すごく助かったよ!」という言葉が飛び交う会社にしたいですね。
最後に、2人にとってタイキアワードはどんなイベントでしょう?
私は一体感のある会社の雰囲気が好きなので、みんなが同じ方向に目を向ける貴重な機会だと思います。
普段関わっていない人の仕事を知ることができるので、続けていくべきイベントだと思います。誰かがやらなければ続いていかないので、同じようにイベントに価値を感じて、関わっていく人が増えてくれたら嬉しいです。
入賞の2作品を紹介
はせけいの作品概要
今や国策の一つになっている「健康経営」。「健康経営は『人と企業が生き生きと活躍できる環境の実現』というタイキの企業理念の実現には不可欠」と考えたはせけいは、健康診断の受診促進など、従来の取り組みをブラッシュアップさせました。
一例を挙げると、「再検査の受診に向けた声掛け」、「Teamsや掲示物での社内発信の強化」「社員登場型の社内発信の企画」など。 さらには、会社のイメージ向上に繋がるならと、活動内容の社外発信にも注力しました。
営業企画部の作品概要
業績管理・HPの開発・WEBマーケティング…多岐に渡る活躍を見せる営業企画部。いずれの業務にも共通するのは「営業を最大限サポートしたい」という思いです。
例えば、媒体情報の広報。FAQを活用して必要な時に必要な情報を取りに行ける仕組みを作りました。
運用型広告の運用では、大きなお取引の継続に貢献。独自に担当を決めて、提案のサポートをしています。
顧客管理システムの更新では、かかる工数の大幅削減を実現。最新の情報を反映しやすくしました。
当日までの取り組みもご紹介
今回もタイキアワード委員を中心にメンバーを募り、「タイキアワード盛り上げ隊」を結成!広報活動などで大きく貢献してくれました。ありがとうございます!
また、盛り上げ隊と共に様々な情報発信を行ってくれたインスタチームの皆さん、入賞者へのインタビューに挑戦してくれた1年目のみんなもありがとうございます。
単に昨年の成功例を引き継ぐのではなく、昨年活動して出てきた課題や意見を踏まえて新たな企画を立てて活動してくれたタイキアワード盛り上げ隊。その活動を一部紹介したいと思います。
今回実現した新しい企画では、タイキアワード盛り上げ隊の新メンバーから出てきたアイデアも多く取り入れられました。昨年の初代盛り上げ隊といい、今年の新メンバーといい、新しいエッセンスが運営側に加わる度にタイキアワードがより良いものへと進化してきていることを感じます。第6回以降も新しい顔ぶれを増やしながら、全従業員でタイキアワードを育てていけるといいですね。
最後に。
今回発表のあった作品は、作品内だけでなく、エントリーした理由においても「会社を良くするために」「この発表で会社がより良くなれば」という声が多く聞かれました。
だからこそ、大切なのはこれから。「いい仕事だったな~」で終わりにしては意味がありません。仲間の想いを受け取った私たちがいかに行動に移していくかが問われています。
今回のタイキアワードをきっかけに新たないい仕事が生まれ、そこからさらに…と、「いい仕事の輪」が広がっていきますように。そして次の第6回タイキアワードが今回を超える盛り上がりになることを、今から期待したいと思います。
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