こんにちは!営業第二部のたまちゃんです!
2024年12月末に、社内の良い仕事をコンテスト形式で共有するイベント「第6回タイキアワード」が開催されました。当日は、エントリー作品の中から選ばれた5作品がプレゼン発表。参加した全従業員の投票のもと、最優秀賞1作品・優秀賞1作品が決定しました。
IndeedPLUSのスタート、新規サービスの導入など、会社にとって大きな変化があった1年。転換期だからこそのチャレンジも多く生まれており、すべての作品から「会社を良くするんだ」という熱意が感じられた第6回だったと思います。
今回のハレタイでは、受賞作品の内容や当日の様子などをご紹介します。受賞者にはインタビューも行っていますので、発表で感じたアツイ思いをここでも感じてもらえたら幸いです。
改めて、タイキアワードとは
まずは、タイキアワードとはどんなイベントなのかを改めてご紹介します。
タイキアワードとは
営業、内勤問わず、素晴らしい価値を創出した従業員の仕事をコンテスト形式で共有。優れた成果をあげた従業員を表彰し、価値創出を称賛する風土・文化を全従業員で作るイベント。
■価値創出の具体的なプロセスを共有することで、業務遂行のナレッジを蓄積、横展開し、全社の生産性向上を図る。
■イベントを通じ、仲間の仕事を褒め称えることで、「価値創出(もっといい仕事をする!)=太陽企画の風土・文化」を作る。
審査は、「創意工夫」「ホスピタリティー」「協働性」「成果」の4指標で行います。まずはアワード審査会にて入賞作品を5作品選出。選ばれた作品はタイキアワード当日にプレゼン発表を行い、プレゼンを聴いた全従業員による投票で最優秀賞・優秀賞が決まります。
なお、審査基準や投票方法については、全社アンケートの結果をもとに、毎回見直しがされています。今回は投票方法に変更があり、作品ごとに上記4指標を1~5点で評価。全従業員からの評価を合計し、点数の高い順に、最優秀賞(1作品)、優秀賞(1作品)、入賞(3作品)を決定しました。
ちなみに、最優秀賞には【賞金7万円】、優秀賞には【賞金5万円】が贈られています!!
タイキアワードが開催されました
当日の様子をご紹介
第6回タイキアワードは、「アルマリアン東京」という豪華な会場で開催されました。
受賞・入賞作品を一挙紹介
5作品のいずれも素晴らしかったのですが、今回の結果はこうなりました!
結果 | 作品名 | エントリー者 |
最優秀賞 | CH1RO ~顧客に入り込み コンサルティングで換金化~ | 営業第一部&制作 (代表者:CH1RO) |
優秀賞 | Airワーク2.0の表記エラーを解消し隊 | みのりん、S.K |
入賞 | 「介在価値」を軸に、 太陽企画に新たな文化を。 ツイコレ&T-1グランプリを通じて 組織全体のモチベーションアップを実現 | T-1チーム (あーちゃん、けいすけ、けんと、 とみ、かわちゃん、はぎちゃん、 さく、しゅーま) |
入賞 | リテール中心の営業第二部での 中堅大手信深耕の取り組みにより、 Indeed業績に大きく貢献した事例 | くさの |
入賞 | インターンシップの内容見直しにより、 ターゲット層の集客・採用へ繋げた取り組み | 人事部 |
受賞された皆さんも、入賞された皆さんも、おめでとうございます!そして発表お疲れさまでした。
最優秀賞の作品を紹介
作品概要
CH1RO~顧客に入り込みコンサルティングで換金化~
「顧客生涯価値(LTV)を最大化する」という営業本部の方針の下、プロダクトアウト型からソリューション型営業への転化を進めていた営業第一部。部署設立時に掲げたミッションが「CH1RO(チロ)」=「世の中に数ある企業の採用活動を日本で“一番”知っていて、その企業の“人事最高責任者(CHRO)”のごとく、常に期待される集団となる」ことです。
まずは、「人材戦略の策定など採用活動設計プロセスの前段階から入り込んでいく営業活動」がCH1ROであると構造化。必要となる知識スキルの装着、CH1ROの進捗を確認できるステップの作成などを進めました。
また、動画制作、採用代行(RPO)サービス、コンサルティング、メディアなどの協力先を積極的に開拓。社内の複数部署や協力会社からお客様のニーズ・課題ごとにプロフェッショナルを集め、あらゆるご期待に応えられる体制を構築しました。
結果、取り扱い商材の多様化と業績向上を実現。新たな領域を含む多方面でお客様からご期待いただけるようになり、それに対して営業第一部のメンバー全員が自信をもって向きあえるようになりました。
※CH1ROの代表例とも言える仕事が「T-1グランプリSEASON3」で最優秀賞に輝いています。
代表してCH1ROさんにインタビュー
最優秀賞の受賞、おめでとうございます!
今回は、部署発足時からの取り組みについて、満を持してのエントリーでしたね。
実は前回もエントリーを考えていたんです。ただ、大きな商談が動いていて、CH1ROを進めている最中だったので、さらに1年取り組むことにしました。結果、1つの形にできたかなという風に思っています。
営業メンバーはもちろんですが、制作・アシスタント・営業企画の素晴らしい仕事によって、お客様に提供できる価値がこれだけ素晴らしいものになりました。それを共有したくて今回エントリーしました。
たしかに今回の発表で紹介された仕事は、「私たちってこんなこともできるんだ!」とワクワクするものばかりでしたね。仕事の楽しさを再認識する機会になったと言いますか…
そうなんですよ!面白いんです、この仕事は!まずはメンバーが、CH1ROを進めることでそれを理解してくれて、「リクルートメディアの営業」から「HRソリューションの営業」へと仕事を広げてくれました。発表で売上の変化をお話ししましたが、ここまで広げてくれたメンバーが本当にすごいです。
今回の発表を受けて、組織の機運が高まったのでは?メンバーの皆さんから何か反響はありましたか?
3~4人くらいから「改めて大事だと思った」という感想をもらった程度で、部署に変化は見られないです。メンバーからすると、ずっと当たり前にやってきたことが発表になっただけで、これからも継続するよということなんだと思います。逆に僕は安心しました。
今回、発表者としてタイキアワードに参加した感想を聞かせてもらえますか?
発表することで、仕事の価値を理解することができるということをめちゃくちゃ感じました。発表って準備が大変だけど、やってきた仕事の棚卸ができるんですよね。聞いているよりも自分でまとめていった方が成長になると思いました。
あと今回、定例会では考えられないくらい、他部署から多くの反響をいただいています。タイキアワードで発表することで、自分たちの取り組みを会社の共通知見にできるっていうのはステキなこと。今回の発表作品の起点はいずれも「なんとかしたい」という想いでしたが、その能動的な姿勢が共有化されただけでも価値があったと思います。
最後に、営業第一部の今後についての考えを教えてください。
営業に関して言うと、コンサルティングで換金化してほしいと考えています。「この人にお金を払いたい」くらいに全幅の信頼を寄せてくださるお客様を、1社でも多く一緒に作っていきたいです。
アシスタントに関しては、付加価値の高い存在として活躍できるようにしたいと考えています。現在、統計学やAIに関する勉強をやってくれていますが、「この人に任せれば大丈夫」「何か形にしてくれる」という状態にしていきたいです。
営業第一部の皆さんの活躍を楽しみにしています!
ありがとうございました。
優秀賞の作品を紹介
作品概要
Airワーク2.0の表記エラーを解消し隊
2024年2月にリリースされた「Airワーク2.0(以下、Airワーク)」。お客様自身が求人を作成・変更できることから、求人エラーが多発&なかなか解消に至らないという問題が発生していました。
この状況に立ち上がったのが、Airワークを利用したIndeedPLUSの運用を担当するみのりん。状況打破に向けて「エラー解消相談フォーム」を設置しました。しかし、校閲経験ゼロから一人で相談フォームを運営していたため、対応の限界を迎えてしまいます…。
実はこの時、S.Kさんもエラー解消に貢献したいと考えていたものの、Airワークのシステム理解に四苦八苦していました。みのりんがS.Kさんに協力を依頼したことがきっかけで両者の利害が一致。協業がスタートしました。
まず行ったことはお互いの知識装着です。チャットグループを開設し、相談フォームへの回答のダブルチェックや質問を行える場をつくりました。さらに営業が知識装着する必要性も感じていたことから、営業向けの勉強会を複数回開催。勉強会のポイントやエラー解消事例の広報なども行いました。
結果、エラー解消率は82%へ上昇!相談1件当たりの対応スピードも大幅に改善されました。
※エラー解消し隊の仕事について、こちらの記事でも語っています。併せてご覧ください。
みのりん&S.Kさんにインタビュー
優秀賞受賞、おめでとうございます。早速ですが、今回エントリーした理由を伺えますか?
実は私の独断です。相談室を一人で始めたものの、時間的にも気持ち的にも大変で。S.Kさんと協業できたことでエラー解消率が上がっていったので、S.Kさんの頑張りをみんなに見てほしい気持ちと、S.Kさんに感謝を伝えたいという思いでエントリーを決めました。
その協業について、「勇気を出して声をかけた」ことが転機になったと感じましたが、それまでお互いの仕事はどう見えていたのでしょうか?
S.Kさんはすごく丁寧に校閲の相談に乗ってくれる人なので、お願いしたら手伝ってくれるだろうと想像していました。ただ、この1年で会社が大きく変化して、S.Kさんの業務範囲がわからなくて。声をかけていいのか迷いました。
僕も、みのりんさんがどんな仕事をしているのかが見えていなくて。声をかけてもらって初めてみのりんさんの仕事を知って、「実は僕も…」と相談することが出来ました。
相談先ができたのはだいぶありがたかったです。
本当に、お互い相談先ができたというところが大きな一歩でした。みのりんさんは矢継ぎ早に質問しても全部親身に答えてくれたし、自分と営業の皆さんの世代間ギャップを埋める役割まで担ってくれて、感謝しています。
お二人の関係がステキですね!今もこの取り組みは継続中ですが、今後の展開は決まっていますか?
今までのやり方では、営業の皆さんへの知識装着がなかなか進まなかったことを課題に感じています。審査員の方からアドバイスをいただいたので、例えば各部署の朝礼で時間をもらうとか、検討していきたいと思っています
僕は2つ考えていて、1つは、FAQみたいなものを作っていけたらと思っています。もう1つは、Airワークはお客様も原稿を作成できるのが特徴なので、「こういうエラーが出ているので、この点を確認してください」みたいなシートを渡せるようにして、お客様・営業双方の負担を減らせないかと考えています。
最後に、発表者としてタイキアワードに参加した感想を聞かせてください。
今回いろんな方から発表の感想をいただいて、S.Kさんの頑張りが伝わったことを感じました。当初の目的を果たせてよかったです。
今回初めて発表したけれど、前回までと景色が違いました。「こういう言い方がいいんだ」や「この人のスライドがかっこいいから技を盗みたいな」というように、今までになかった視点で見ることができました。
新しい学びが多かったということでしょうか?
そうですね。自分でプレゼン発表する機会を経験できたのは大きかったです。あと、学びとは違うかもしれませんが、自分たちの仕事を俯瞰的に見て、第三者から評価してもらえて、今後への提言をもらえたことは、すごく価値がありました。賞を取って終わりじゃないという点で、僕にとって素晴らしいアワードになったと思います。本当に出てよかったです。
入賞の3作品を紹介
T-1チームの作品概要
「介在価値」を軸に、太陽企画に新たな文化を。ツイコレ&T-1グランプリを通じて組織全体のモチベーションアップを実現
ナレッジの蓄積と全社営業力UPを目的に開催されていた「タイキべスプラ」。入賞難易度があまりに高いことから、参加意欲の著しい低下がみられ、委員たちの中で「今の状態を変えていく必要がある!」という問題提起がされました。
状況改善にむけて軸に据えたポイントは「良い仕事がしっかり称讃される状態をつくる」「多くのエントリーが集まるようにする」「発表する側も観る側もモチベーションが上がる場にする」の3点。開催目的の見直し、評価基準・評価方法・入賞選出ルールの変更などを行い、新たに「T-1グランプリ」を立ち上げました。
「T-1グランプリ」は今日までに3回開催され、いずれも若手が入賞を果たすなどして盛り上がりを見せています。開催後のアンケートでは、毎回全社員の90%以上が「グランプリを通じてモチベーションが高まった」と回答しており、リニューアルは大成功といえるでしょう。
加えて、T-1委員は「ツイコレ」も企画。介在価値を発揮した仕事を誰でも気軽につぶやき、称讃しあう場である「ツイコレ」は、称讃の風土醸成やモチベーション向上の一助となっているだけでなく、日々の営業活動にも活用されています。
※ツイコレについては、こちらの記事でご紹介しています。併せてご覧ください。
くさのの作品概要
リテール中心の営業第二部での中堅大手信深耕の取り組みにより、Indeed業績に大きく貢献した事例
リテール(中小規模)のお客様をメインに担当している営業第二部。しかしながら、くさのは、中堅大手顧客の深耕にも力をいれていかないと、部署の業績向上の観点で毀損が多くなるのではないかと考えていました。
元々、リテールのお客様への営業と中堅大手のお客様への営業、それぞれの知見をもっていたくさの。部署内で「中堅大手深耕相談の窓口」を設置し、部署全体の中堅大手深耕を推進することにしました。
相談窓口の運用にあたっては、メンバーが気軽に話せることを第一に、営業フェーズや受注確度、内容などにかかわらずラフに話せる環境を整え、営業アプローチを支援するきっかけをつくりました。これまでに対応した相談は20件以上にのぼります。
また、相談に対しては、臨機応変なサポートを心掛けました。例えば、上場準備中のお客様から地方の社員募集をご相談いただいた営業には商談同行を実施。事業課題と採用課題を紐づけてAirワークを使った全国募集をご提案し、見事受注となりました。
こうした取り組みにより、1500万円以上の売上創出に貢献。中堅大手顧客への営業成功体験を重ねたことで、部署全体の自信の醸成にも繋がっています。
※こちらの記事で話題にあがっている大型受注も、今回の取り組みの一環です。
人事部の作品概要
インターンシップの内容見直しにより、ターゲット層の集客・採用へ繋げた取り組み
23年卒が対象の年まで、タイキのインターンシップでは求人広告のキャッチコピーやデザインを考える「広告制作ワーク」を行っていました。毎回好評だったものの、広告制作の側面ばかりが強調されてしまうという問題が発生。新卒募集する「営業職」の仕事内容の理解が深まらず、内定辞退や入社後のミスマッチに繋がっていました。
そこで行ったのが、インターンシップ内容の見直しです。営業への理解を深めてもらうため、「リアルな仕事内容」「顧客とのコミュニケーション」「無形商材の面白さ」「課題解決型営業へのこだわり」を軸に内容の改修を実施。一連の営業の流れを実際のエピソードを交えながら伝えたり、事前サーベイを用いてコミュニケーションスタイルの違いを体感してもらう内容を盛り込みました。
中でも注力したのが、タイキが大切にする課題解決型営業の魅力を伝えること。先輩社員の提案事例の紹介や、ヒアリングメモをもとにした課題解決ワークに取り組んでもらう内容に変更しました。
その結果、新インターンシップとなった24年卒からは、営業を志望する学生の参加が増加。さらには、参加学生の8割以上が「営業職への志望度が上がった」と回答しています。
※新インターンシップは、実際に営業志望の学生採用に繋がっています。
当日までの取り組みもご紹介
今回も、タイキアワード委員に協力するかたちでタイキアワード盛り上げ隊が大活躍!趣向を凝らした広報活動で、タイキアワードへのワクワクした雰囲気を醸成してくれました。ありがとうございます。
なお、次回のハレタイでは、アワード委員の頑張りを特集する予定です。こちらもお楽しみに!
最後に。
タイキでは「拍手と握手の文化」があり、日頃からいい仕事を認め合う・称え合う・感謝しあうことが行われています。ただ、それを遥かに上回る称賛をもらえ、自信や活力に変えていける場が、今回取りあげた「タイキアワード」なのだと考えます。
実際にインタビューでは、「(称賛の声をもらえたことで)自分の取り組みに意味があったということを知ること出来て安心した」「今までも感謝される機会はあったけれど、今回『おめでとう』と声をかけてくれた人に対して、助けになりたいという気持ちが大きくなった」という感想を聞くことができました。
今回受賞した2組がそうだったように、「仲間の仕事のすばらしさを伝える」ためにエントリーをするのもいいと思います。より積極的にタイキアワードへ参加しあうことで称賛の文化を盛り上げ、お互いの成長に繋げていけることを願っています。
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