こんにちは。人事部長です。
2020年上期(4月~9月)の査定より、タイキ営業部の査定シートを一部、改訂しました。今回はその変更点と背景・目的をご紹介したいと思います。
タイキ営業部の新査定シートについて
そもそもタイキ営業部の査定は、業績評価とプロセス評価に分かれており、それぞれ半期ごとに目標を設定し、半期終了したら振り返りをマネジャー・メンバーで行うという内容です。
今回、査定シートに以下の項目が加わりました。
- 営業部の目標
- (所属)セクションの目標
- (自身の)現在のWill
- (自身の)伸ばしたい強み
- (自身の)克服したい課題
マネジャーは期初に「営業部の目標」と「(所属)セクションの目標」を記載し、メンバーにシートを渡し、自分が所属している営業部・セクションがどのような方向で今期(半期)、進んでいくのかを伝えます。
メンバーは「現在のWill」「伸ばしたい強み」「克服したい課題」を整理した上で、業績目標とプロセス目標を記入し、マネジャーへ提出します。
新査定シートの導入・目的とは
新査定シートは、「Will・Can・Must」という考え方をベースに作成しました。解釈の微妙な違いはありますが、メンバーの自己実現(=Will)を支援するためには、できること(=Can)を増やしていく必要があります。そのために、やらなければならないこと(=Must)があり、それを目標に落とし込んでいこうという考え方です。またタイキとしてメンバーにやって欲しいこと(=Must)がありますが、それはメンバーのMustとイコールであり、Mustに取り組むことで、Canを増やし、最終的にはWillの実現につながっていきます。
この「Will・Can・Must」という考え方のもと、タイキ(会社)とメンバー(従業員)がWin-Winの関係でお互いを高め合っていきたい!と考え、新査定シートを導入しました。
以前、ハレタイでも紹介しましたが、キャリアシートというメンバーのキャリア支援策を実施しましたが、運用がうまくいかなかった失敗がありました。でもキャリアシートを作った時も「従業員のキャリア形成をもっと応援したい!」という想いがあり、運用は頓挫しましたが、想いは捨てたくないと思い、査定シートの見直しに踏み切りました。
最後に。
僕は「企業は人なり」という言葉が好きです。タイキに入社したのも、「人が企業を元気にし、日本を元気にしていく」そんな想いからでした。コロナ危機の中ではありますが、タイキを元気な会社にしていくには、従業員がモチベーション高く働いていることが必要不可欠です。モチベーションの源泉は、「マズローの欲求5段階説」の通り、やっぱり自分がどんな人間になりたいかと思うんです。そこの応援を今後も人事部は全力でやっていきたいと考えています。