若手営業にブレイクスルーをもたらしてきた「若手育成研修」。今年は8名が新たな一歩を踏み出しました!

制度

こんにちは!人事部のはせまみです!

ハレタイではこれまでに、入社1年目の育成体制について詳しくご紹介してきました。入社後まずは育成専門部署である営業第三部に配属となり、タイキの営業としての基礎を築いていきますが、その後は…?

営業第三部の卒業と同時に教育機会がなくなるのかというと、そうではありません。配属先の部署・チームの上司・先輩からアドバイスやサポートを受けられるのはもちろん、会社としても引き続き研修や学習の機会を設けています。

その研修の1つが、入社2年目の営業を対象とした「若手育成研修」です。2025年度も10月に開催し、新卒入社・中途入社問わず2023年10月~2024年5月入社の8名が受講。研修を通じて、今後自分が目指していくべき目標を定め、新たなスタートを切りました。今回のハレタイでは、この「若手育成研修」を特集したいと思います。

若手育成研修とは

若手育成研修とは、360度フィードバック(後ほど詳しく)を基に自己認識と行動変革を促す研修プログラムです。知識やスキルの習得を目指したインプット型の研修とは性質が異なります。自己評価・他者評価をもとに、自分の強み・弱みを振り返り、今後なりたい姿やそのための行動をデザインする内容になっています。

入社2年目は、営業経験を積んで基礎を身につけ、次のステップへと進んでいく時期。そのタイミングでなりたい自分像を明確にすることは、非常に有意義で、成長を一層加速させることに繋がると考えています。

研修の目的】
・自分の強み・弱みを振り返り、今後の自分のなりたい姿を考え、開発計画を策定する
・同期とのディスカッションの中から新たな気づきや学びを得る

若手育成研修の流れ

若手育成研修の一旦のゴールは、自分が目指したい未来に向けたロードマップ(開発計画)を作成すること。そのゴールに向けたステップを、何日もかけて進めていきます。

360度サーベイ

若手育成研修の事前準備として、研修受講者本人および上司、先輩、同僚に対して360度サーベイを実施します。360度サーベイとは、発動性・協働性・本動性・確動性に関連した40項目からなるアンケート調査のこと。その回答結果から「自分が思っている自分(自己評価)」と。「他者が見た自分(他者評価)」を把握することができます。

「未来は日々の積み重ね」という趣旨の言葉を耳にする機会も多いですが、「未来」に向けて開発計画を立てる際、まずは「今」の自分の行動を振り返ることが非常に重要になります。そして、その振り返りの精度をあげるには、主観的な視点ばかりではなく、周囲から自分がどのように見られているのかという客観的な意見を取り入れることが有効的です。そのため若手育成研修は、同僚・先輩・上司の事前協力を得て、360度サーベイからスタートしています。

研修当日1日目

360度サーベイの回答をもとに、自分の強みと弱みを定量・定性の両面で分析していきます。

まずは定量分析を行い、自己評価と他者評価が一致しているところ/差があるところを確認。元々自分が認識していた強み・弱みに加えて、気づいていなかった強み・弱みを抽出していきます。

続いて定性分析を行い、定量分析で把握した強み・弱みがどのような背景で確立されたのか、仕事のどのような場面に影響を及ぼしているのかを振り返ります。

自分の強み・弱みについての深い理解をもとに「将来なりたい自分」を探っていくのが次のステップです。今後目指したい姿に近づくためには、強みをどのように生かすのか、弱みをいかにして克服するのか。目指したい姿とともに、未来に向けた1年間の開発計画も立てていきます。

こちらが定性分析の際に使用するシート。このような分析を時間をかけて丁寧に行い、自分自身の事を深く知っていきます。

研修当日2日目

研修1日目に考えた開発計画の発表を行い、ブラッシュアップさせていきます。

最初は研修参加メンバー(同期)内で発表。感想やアドバイスをもらいながら開発計画をブラッシュアップさせていきます。タイキは、仲間への想いを持ったメンバーが揃っているため、発表を聴く側もまるで自分の事のように真剣です。そのため毎年、白熱したディスカッションが行われています。

その後、上司が研修に合流。今度は上司に対して、2日間にわたって考えた開発計画を発表します。

そして、研修の締めくくりは、参加メンバーと上司による懇親会。若手育成研修は、自分と真正面から向き合い続けるという意味で大変さも伴う研修です。それをやりきった頑張りを労い、応援する場となっています。なお今年は、普段なかなか接点のない上司・メンバーの組み合わせで語り合う姿が多く見られました。お互いの理解を深める良い機会にもなったようです。

アドバイスをもらっては、開発計画を見直します。「何故そうなりたいのか」「何故それをやるのか」を何回も繰り返し、突き詰めていくイメージです。

職場内フィードバック

開発計画は、たった一人で進められるものはまずありません。同僚・先輩・上司からの理解と協力が必要になるため、所属部署内で開発計画を共有し、協力をお願いする場を必ず設けています。それが「職場内フィードバック」です。

フィードバックでは、発表を聴いた先輩から、研修時には出なかった新たな意見・アドバイスをもらうことも。より良い開発計画になるよう、まだまだブラッシュアップもしていきます。

キックオフ

所属部署内でもらったアドバイスをもとに最終決定した開発計画を、再度研修参加メンバー内で発表・共有します。「ここから1年かけて、みんなで一緒にがんばっていこう!」というエール交換の場であり、他者にはっきりと宣言することで開発計画に取り組む決意を新たにする機会にもなっています。

こちらがキックオフの様子。「それいいね!」「計画が良くなったね」と前向きなコメントが交わされました。

実際の開発計画を一部ご紹介

キックオフを経て、いよいよ計画の実行フェーズへ。せっかく立てた計画がいつの間にか忘れ去られてしまっては意味がありませんから、各自の開発計画を書いた「目標カード」を一人ひとりにプレゼントし、デスクに貼ったりしてもらっています。今年の研修参加メンバーから数名の許可を得て、研修の感想とともに目標カードをご紹介したいと思います。果たして、どのような目標を立てたのでしょうか?

なお、カードの裏には上司・先輩からのエールも!開発計画が完了した後も大切に持っている人がほとんどです。

すけたんの場合

すけたん
すけたん

2日間の研修を通して、自分の中でかなりしっくりくる目標を立てることができました。

入社してからの1年半は、同期みんなで同じゴールを目指して走ってきましたが、今回は自分自身としっかり向き合い、強みや課題をもとに決めた‟自分だけの目標”です。営業として、そして社会人として成長を実感できる1年にしたいと思っています。

1年後には「一番成長した!」と言えるよう、日々の行動を積み重ねていきます!

かなっきーの場合

かなっきー
かなっきー

自分の目標や、そこへ向けた開発計画について、一緒に働いている上司・先輩・同期の方々から沢山アドバイスをいただき、とてもありがたかったです。

また、目標をなかなか設定できない自分にも気づくことができ、普段から意識的に自分がどうなりたいかを考える必要があると実感しました。

2日間を通じて多くの学びを得ることができたので、この機会を無駄にしないように、日々の行動につなげていこうと思います。

りょうやんの場合

りょうやん
りょうやん

自分のことや周りのことを深く理解するきっかけになりました。

実は元々「こうしたい」よりも「こうあるべき」を気にしてしまう性格で、自分の意思から目標を立てることが苦手でした。

そんな中、研修当日はもちろん、上司と開発計画を練り直していく中で「自分のやりたいこと」「大切にしたいこと」が段々とはっきりしていく感覚があり、最後にはしっくりくる目標を決めることができました。

自分が決めたことなので、きちんと向き合って成長につなげていきたいと思います。

※T-1とは…社内イベント「T-1グランプリ」のこと。営業が、高い「介在価値」と「成果」を創出した仕事をコンテスト形式で共有するイベントです。詳細については下記記事を是非ご覧ください。

【T-1グランプリSEASON4開催】介在度×成果で高評価を獲得した受賞作品を一挙ご紹介します!
こんにちは。人事部長です。社内で生まれた「良い仕事」のグランプリを決めるコンテスト、「T-1グランプリ」。2025年7月4日に「T-1グランプリSEASON4」が開催されました。今回のハレタイでは、その受賞結果や開催の様子をご紹介します。「

最後に。

すけたんやりょうやんが感想で触れているように、若手育成研修で立てた目標は「自分で決めた自分だけの目標」であることが、これまでの「会社から与えられた目標」との大きな違いです。自分がなりたい姿に向けて決めたことだからこそ、この目標をやりきることが大切であり、自分自身が幸せになるための第一歩だと思います。

もし残念ながら達成できなかったとしても、チャレンジすること自体に大きな意味があります。すでに研修に対して「多くの学びを得られた」という声が上がっていますが、目標に向けて行動する過程で、さらに多くの気づきや学びが得られるはずです。何より大切なのは、その経験を未来に活かしていくことではないでしょうか。

そして実は、この若手育成研修はキックオフで完了ではなく、“続き”があります。研修では1年間の開発計画を立てているため、見守る側も1年間しっかり伴走し、悔いなくやりきれるようサポートしています。

6ヶ月後には中間フォロー研修を実施。開発計画に対して、順調に進んでいること・課題となっていることを確認し、必要に応じて計画を微調整します。

そして1年後には成果発表会を開催。自分が立てた目標(なりたい姿)をどこまで達成できたのかを発表し、1年間の成長を振り返る機会を設けています。

今年度の若手育成研修に参加した8名は、とても前向きに研修へ取り組む姿が印象的でした。未来を楽しみにする姿を見ていたからこそ、全員が開発計画をやりきり、なりたい自分になれることを心から願っています。もし途中で壁にぶつかってしまったら、中間フォロー研修を待たずに、いつでも先輩・上司・人事に相談してくださいね。1年間、一緒に頑張っていきましょう!応援しています。

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