こんにちは。営業本部部長ほどです。
今回は「お客さまとの対談企画 第六弾」をお届けします。
ご協力いただいたのは、株式会社ラボ生産様。川口(埼玉県)にある本社で採用を担当されている田中様と、高松(香川県)の拠点で採用を担当されている井手様のお二人にお話を伺いました。
求人媒体を利用しての採用が主流だった時代から、採用チャネルの多様化が進み、進化のスピードが加速している求人市場。その中で今、お客さまは求人広告会社に何を求め、タイキのどこに魅力を感じてくださっているのかを率直にお話しいただいています。
お客さまの言葉から、タイキが大切にしている「顧客貢献にコミットする」スタンスが確かなものであると実感することができました。記事を通じて、その想いを感じていただければ幸いです。
登場人物をご紹介
株式会社ラボ生産 田中康平様 井手匡生様

■株式会社ラボ生産とは
キタムラ・ホールディングスグループに属し、フォトビジネスを展開する株式会社ラボネットワークから製造部門を移管して設立された企業です。主に「写真館向けデジタル画像処理・プリント」「デザインアルバム制作」「学校・イベント写真プリント」を手掛けています。さらに、培ってきたノウハウをもとに、写真と異なる新しい分野「3D」「動画」への挑戦もスタート。思い出をトータルコーディネイトできる企業を目指しています。

■管理本部 人事総務グループ課長 田中康平様 (写真左)ご経歴
人材派遣会社にてコーディネーター職などを経験後、株式会社ラボ生産にアルバイトとして入社。その後正社員となり、入出荷や生産の部門を担当した後、本社の人事総務部へ。採用担当、総務業務、労務業務、福利厚生の企画などを幅広く担当されています。
■高松業務グループ兼経営企画グループ 井手匡生様(写真中央)ご経歴
カメラのキタムラに新卒入社し、ラボネットワーク(分社後はラボ生産)に出向。営業、人材グループの立ち上げ、経営企画などの重要な業務・役職を経験後、高松にて現在のポジションに。資材、人事総務、品質管理、経営企画、スタッフ採用など多岐に渡る業務を一手に担い、マルチに活躍されています。
営業担当者 営業第一部チーフ ともちゃん

2022年4月タイキに中途入社。現在は、大手企業を主に担当している営業第一部に所属。「採用成功を絶対諦めないこと」「社外人事のように一緒に頑張る存在になること」の2つを信条に、日々お客さまと向き合っています。提案力に優れており、「良い仕事」のグランプリを決めるコンテスト「T-1グランプリ」では、第2回開催時に優秀賞、第4回開催時に最優秀賞を受賞しています。
田中様へのインタビュー
田中様とタイキの出会い

このような機会をいただきありがとうございます。
早速ですが、ラボ生産様は約2年前からともちゃんが担当させていただくようになりました。担当が交代した当時のことを覚えていらっしゃいますか?

初々しいなと感じた記憶があります。たしか当時、ともちゃんさんは入社1年ちょっととおっしゃっていたと思います。

「若いな」「不安だな」という気持ちはありましたか?

それは少しありましたが、初年度は前任のけんとさんと2人体制でやってくださっていたので安心していました。「こういうことをやりたいけれど、何か作戦ないかな?」といったふんわりした要望に対しても、具体的に表現して回答してくれるので助かっています。

ともちゃんは、けんとから引き継いだ当時のことを覚えていますか?

ものすごい不安とプレッシャーを感じていました。というのも、前任のけんとさんは、若くして課長を任されていて、名だたる大手企業様も担当している方。経験差があるのは言うまでもなく、自分とはタイプも違うと感じていました。ラボ生産様はそのけんとさんが担当されていた大手のお客さまでしたし、「自分にできるのかな」「お客さまに担当を戻してと言われないかな」「会社やけんとさんの顔に泥を塗ってしまったらどうしよう」と心配は尽きませんでした。

その気持ちはどうやって乗り越えたのでしょうか?

心配すると同時に「任せてもらったことにも意味がある」とも考えていて、「自分もお客さまの役に立ちたい」という気持ちを強く持てたことが大きかったです。徹底的な顧客理解と原稿へのこだわり、「お客さまに必要なものを提案する」という思いを営業のベースにして、「新任だからこそ新しい視点で提案できるのではないか」「私だから出来ることがあるのではないか」と常に考えていましたね。

自分だから出来る提案があると信じて模索した結果、担当初年度に行った動画の提案が生まれたんですね。

そうですね。引き継いだ当初、ラボ生産様の仕事内容を想像できなかったという私自身の実体験をもとに、仕事内容を紹介する動画の撮影を提案しました。

私たちの仕事内容は特殊なので、どういうことをしているのかわからないとよく言われるんです。「思っていたのと違う」という理由で辞めてしまうこともあって…。この悩みをともちゃんさんに相談したところ、動画を提案してもらいました。私には動画を撮影するという発想がなかったので、驚きました。

実際に動画を撮影・活用いただきましたが、いかがでしたか?

最初は半信半疑で活用していました。仕事内容を紹介する動画で内定辞退を抑えて採用単価を下げる、定着させる、ミスマッチをなくすというけれど、本当に状況は変わるのかなと。でも導入したその年で内定辞退や早期退職者が減ったんです!社内でも共有して、今でも毎年ブラッシュアップさせながら活用しています。つい先日も更新用の動画を撮影しました。
求人広告会社に求めていること

ラボ生産様とは長くお付き合いをさせていただいていますが、ご発注を継続いただいている理由を教えていただけますか?

毎年繁忙期に向けてタッグを組んでやらせてもらっているのは、毎年新しい提案をくださっているからです。私たちの要望を汲み取り、新しい方法を考えてくれて、終わりまでしっかり伴走して対応してくれる。終わった後には振り返りもして、来季に向けた提案もしてくれる。だからお願いしています。

伴走すること自体は他の求人広告会社でも大切にされていると思うのですが、具体的にタイキの伴走のどこを評価いただいているのでしょうか。

他の会社さんも伴走してくださるのですが、提案力が違います。求人がうまくいかなくなると、広告サイズを上げるといったお金を上積みする提案が多い中で、タイキさんは違う視点から「こういうことをしてみましょう」と提案してくれます。単にお金を上積みするだけなら私たちでも思いつくこと。そうではなくて、私たちが持ち合わせていない視点で提案してくれるのはありがたいです。

嬉しい言葉をいただきましたが、ともちゃんは伴走の際に意識していることはありますか?

私は媒体屋さんにならないこと、そして、何かできることがないかと考えることを心掛けています。採用難易度って年々上がってきていますよね。それに対して、「費用が上がるのは仕方がない」とあきらめて同じ提案を繰り返すことは絶対にしたくありません。採用難易度が上がっても費用対効果を維持するために出来ることはないかと常に考えています。
まずは「動画を使って定着率を上げましょう。」次は「応募は減るかもしれないけれど採用率を上げにいきましょう」それらがイマイチだったら「媒体を増やしましょう」というように、パズルみたいにやっています。

一緒につくりあげている感覚があります。

では、田中様が求人広告会社に求めていることとは何でしょうか。

求人媒体は進化し続けているので、私たちのインプットが追いついていないと日々感じています。そこで、「新しい視点」もそうなのですが、最新の情報を毎回提供していただけるのは助かります。例えばWeb広告やSNS広告は若者を中心に見られていると思いますが、私たちはその辺の情報に疎い。それで本当に採用できるかどうかわかりません。新しいことを始める際の判断材料となるデータ・情報を更新させてもらえたらと思っています。
タイキや営業担当に期待すること

タイキ、もしくは、ともちゃんに対して、もっとこうなってほしいというご要望はございますか?

私たちは今後採用の幅を広げていきます。今までは繁忙期の短期アルバイトを採用していて、そこをタイキさんにサポートしてもらっていましたが、これからは中途採用にも挑戦していかないといけないと考えています。でも私たちにはその辺の知識がまだありません。今、ホームページの話をさせていただいていますが、ぜひ力になってほしいと思っています。

その言葉を受けて、ともちゃんから意気込みをお願いします。

立ち話で採用ホームページの話を伺いました。「ちゃんとやりたいけれど、どうしようかなと思っているんだよね」とご相談いただけたのは嬉しかったです。任せたくないところにはそもそも相談しないと思うので。ぜひすべてをお任せいただきたいです!

これからもともちゃんをよろしくお願いします。本日はありがとうございました。

井手様へのインタビュー
井手様とタイキの出会い

井手様、よろしくお願いいたします。
高松での採用活動は昨年から一緒にやらせていただいています。ともちゃんはどんな第一印象でしたでしょうか。

田中から聞いていた通り、「元気だな」と思いました。ただ、Zoomや直接会って話すと元気なのに、電話の時はなぜか声が暗いんですよね。

いやいや、電話でもいつも元気にやっていますよ!

それなら寝不足なのか、機嫌が悪いのか…(笑)。

なんだか良い関係が出来上がっていそうですね(笑)。

昨年けんとさんと2人で高松にお伺いした後からは、私一人で御社を担当しています。率直にこれまでの私の対応は大丈夫でしたか?

不安に感じたことは全くありませんでしたよ。スピードも問題ないですし。

スピードというのは?

レスポンスがすごく早いなと思います。ある程度お願いすると全部やってくれるんです。1か2を伝えると、10くらい返してくれるので、僕の性格からするとすごく助かっています。
求人広告会社に求めていること

「すごく助かる」と言う話が出てきましたが、井手様が求人広告会社に求めることは何でしょうか?

採用において私は素人ですから、様々な情報を提供してくれることを求めています。「こういう案はどうですか?」とアイディアを出してもらえると嬉しいですね。やっぱり、出来上がってきたものにああだこうだ言う関係ではなく、アイディアを出し合って共に作っていく関係がいいなと思います。

採用のアイディアを出すには、当然、お客様の事業や仕事への理解が求められますね。

タイキさんは、会社や仕事の理解をしてくれていると感じています。全部指示しないといけないとなるとこちらも大変なので、あれこれ言わないでもわかってもらえるのは大きいですね。一度高松に来てもらい、取材してもらった甲斐がありました。

「1度直接お会いした」ことで、コミュニケーションにも良い変化がありました。最初のコミュニケーションがWebだったこともあり、「どう思っているのかな」とか「ちゃんと伝わったかな」「提案にわからないところはなかったかな」と不安に思うことが多かったんです。でもお会いしてからはコミュニケーションが頻繁になって、何でも言ってもらえるようになりました。ありがたいことです。

逆に今はズバズバ言い過ぎてます?

そんなことありません!「こうしたいんだけど、どう思う?」とはっきり言ってくださるおかげで、目指す方向が分かりやすくて動きやすいです。採用目標人数や業務状況など、都度変わることについては電話やメールでリアルな情報をこまめにくださるので、助かっています
タイキや営業担当に期待すること

タイキ、もしくは、ともちゃんに対して、もっとこうなってほしいというご要望はございますか?

対応スピードは問題ないので、あとはまぁ、たまに高松に来てほしいなと。繁忙期の様子を見てもらったほうが、どんな感じで業務をやっているのかわかりやすいのかなと思います。広告に載せるかどうかは抜きにして、採用された人の生の声を是非聞いてもらいたいです。

ともちゃんからも今後について一言お願いします。

コンペに参加させてもらって、高松とのお取引が始まったのが昨年。2年目になる今年は、1年目の内容を踏まえてもっとブラッシュアップしていかなければと考えています。
高松には定期的に伺い、現場を拝見したり、採用された方に「どうして応募してくれたのか」「入社してみてどうだったか」など生の声を直接お聞きできればと思っています。距離の関係で頻繁には難しいのですが、今後も継続して現場を訪問し、よりよい採用につながるサポートをしていければ嬉しいです。

井手様、末永くよろしくお願いします。本日はありがとうございました。

最後に。(取材担当ほど より)
ラボ生産様の担当をともちゃんに引き継ぐことを決めたのは、お客様の要望を的確に捉える力と、丁寧で誠実なコミュニケーション力を評価したからです。前任のけんとが築いてきた細やかな営業を受け継いで、さらに発展させていけると判断しました。
とはいえ、当時はまだ入社2年目。会社としても大きな挑戦でしたので、今回のインタビューを通じて、お客様から高い評価をいただける営業へと成長した姿を実感することができ、とても嬉しく思います。
ともちゃんがお客様から確かな信頼を獲得できているのは、ご期待にきちんと応え続けてきたからに他なりません。「お客様の役に立ちたい」「私だからできることがあるのではないか」と考えて行動を積み重ねた結果です。この姿勢こそが営業の基本ではないでしょうか。私たちも改めて大切にしていきたいと感じました。
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