タイキのテレワークってその後、どうなったの?

編集PICKS

こんにちは。人事部長です。

以前の記事で4月からタイキがテレワークを導入していることをご紹介しました。

緊急事態宣言を受けて、原則週5日、従業員は自宅作業を行なっているとお伝えしましたが、あれから3カ月が経ちました。今回はタイキの働き方の最新状況についてご紹介したいと思います。

現在、タイキの従業員はどのように働いているの?

タイキでは現在でもテレワーク勤務を行なっています。ただし緊急事態宣言中とは少し様子が違います。緊急事態宣言が解除され、6月からは従業員の出勤が再開。6月は週2日出勤、7月からは週3日出勤となりました。

緊急事態宣言解除後も、コロナウイルス感染リスクは残っています。むしろ現在は第2波を警戒する新たな局面に。よって従業員のコロナ感染リスクを最小限に抑えるためにも、テレワーク、時差出勤は継続しています。実はタイキでは11月に池袋と渋谷のオフィス統合を予定しています。密を避けるためにもタイキは今後もテレワークという新しい働き方に取り組んでいく必要があるのです。

一方で一つ課題が残ります。それは生産性を上げながら、テレワークを継続していくことです。2020年5月22日に公益財団法人日本生産性本部が公表した「新型コロナウイルス感染症が組織で働く人の意識に及ぼす影響に関するアンケート調査」によると、6割以上がテレワークによって「効率が下がった」「効率がやや下がった」と回答しています。

公益財団法人日本生産性本部の「新型コロナウイルス感染症が組織で働く人の意識に及ぼす影響に関するアンケート調査」より(ハレタイ編集部にてグラフ作成)

タイキ内でもテレワークについては賛否が分かれます。売上を上げていくためには出勤日数を増やすべきだという声があるのも事実。ただしコロナ第2波を警戒する必要もあり、難しい判断が求められるところです。新しいチャレンジゆえに解がありません。タイキは生産性が上がるテレワークの姿を模索しています。

ティータイムとぷち会

テレワークを継続する中でぶつかる問題点は従業員同士のコミュニケーション総量が減っていくことが挙げられます。タイキではチームで仕事をしていますので、チーム内でのコミュニケーションが希薄になることはチームの機能不全につながります。

それを解消するために営業部のFMセクションHRセクションで面白い取り組みを行っています。

FMセクションの3つの課では「ティータイム」という時間を毎日設けています(2課は「スーパーリラックスタイム」という名称とのこと)。課のメンバーが毎日Web会議システムを使い集まり、コミュニケーションを取っています。

元々、3課が始めたことを1課と2課も倣って始めたようですが、どの課も1日1回、15~30分程度、メンバーが身の回りで起こったことや考えていることなどをざっくばらんに共有しています。

各課の課長の考えもあり、運営方法の違いはありますが、毎日、課のメンバーが集まって、コミュニケーションを取ることで、テレワークで物理的な距離があってもチームの一体感を醸成することに成功しています。

FMセクション1課のティータイム。メンバーのこばけいがSTAYHOME中に始めたウクレレを披露。

HRセクションでも似たような取り組みがあります。それが「ぷち(勉強)会」です。こちらも毎日15~30分程度、入社2年以内の若手メンバーを対象に、日替わり講師(マネジャーたちが担当)がWeb会議システムを使い、各テーマに沿って、簡単な勉強会を開催しています。求人広告の効果出しナレッジ、営業ノウハウ、営業資料作成術など毎日テーマが異なります。

このようにタイキの従業員たちはテレワーク期間中も、コミュニケーションを活性化させ、チーム力を高める取り組みにチャレンジしています。

挑戦は続きます。

7月より会議スペースにアクリル板を設置。感染防止対策を怠りません。

以前の記事でも紹介しましたが、現在も営業部ではWeb会議システムを使って、お互いの顔を見ながら、電話営業を行なっています。またこちらも記事で紹介しましたが、ベスプラのオンライン開催。そしてタイキでは毎月行っている全従業員が集まる会議「定例会」も先日、オンラインで開催しました。

出勤する従業員が増えることでコロナ感染リスクも高まります。そこでオフィスの会議スペースではアクリル板の設置をしました。社内美化も全社で推進。埃の少ないオフィスにすることで、感染リスクを軽減させます

タイキらしいニューノーマルを実現し、生産性向上を実現していく。簡単なことではないかもしれませんが、タイキは現在そこに果敢に挑戦しています。

コロナ感染防止の基本行動こまめな「消毒」や「手洗い・うがい」、「マスク着用」を徹底しています。