【タイキの新人育成】他社の同期と実施する研修とは？　～『株式会社トーコン』様と合同研修を実施しました！～

こんにちは！人事部のはせまみです！
タイキでは、従業員の成長支援のため、様々な研修を実施しています。

今回は、その中でもちょっと珍しい【同業他社の同期と一緒に実施する研修】をご紹介します！

㈱トーコン ×　㈱太陽企画　合同新人研修
2023年3月7日、22年入社対象の研修を実施！
研修の内容
研修を受けてのメンバーの反応
最後に。

㈱トーコン ×　㈱太陽企画　合同新人研修

タイキでは入社1年目~2年目のメンバーを対象に、私たちと同じく、求人広告代理店（同業）の企業である『㈱トーコン』様と合同の「新人研修」を企画・実施しています。

本来であれば“ライバル”である企業様なのですが、何故このような研修を一緒に行えるかというと…、おそらく、“考え方がとっても近い企業様だから”なのかなと思います。

「ただ広告を売るだけでなく、本当にお客様のためになる提案をしよう！」
「そして、自分たちも楽しみながら仕事ができる会社であろう！」

そんな同じ想いを持った企業同士であるからこそ、こういった企画が実現できるんです。

ただの“ライバル”ではなく、一緒にこのマーケットを盛り上げていくことができる存在がいることは、とっても有難いことですね！（お互いに、トーコンさん！タイキさん！と呼び合う仲です◎）

2023年3月7日、22年入社対象の研修を実施！

先日、2023年3月7日には、2022年入社の新人メンバーを対象に合同研修を実施しました！

実はこの合同研修、2016年入社の新人からスタートして、今回で5期目に突入！（20年入社・21年入社は、残念ながらコロナ禍で中止になっていました…）

今回も、早速、各社のマネージャーが集まり、お互いの新人メンバーの課題を持ち寄って、企画を考えます。
人事である私も、営業マネージャーに交じり、企画側として参加させていただいたのですが、今回はトーコンさんもタイキも、マネージャー同士も同世代だったので、企画側の私たちにとっても良い刺激になりました♪

マネージャー間で検討した結果、今回は下記のような研修に決定！

■研修の目的

・企業にとっての本当の採用価値が何かを知る
・企業にとって本当に価値ある人材はどんな人材か導き出す視点を身に付ける

例えば、お客様に「営業職を3人採用したい！」と依頼され、ただ言われた通りに営業職を3人採用するための提案をするのではなく…、

“お客様は何故、営業職を3人採用したいのか？”
“その採用をすることで、何を実現させたいのか？”
“どんな人が採用できれば、そのお客様の目指すものが実現できるのか？”

お客様のもっと深いところに踏み込み、価値を提供できる営業になろう！というのが目的です。

そして、裏目的としては、下記のような狙いもありました！

・会社やお客様からの期待価値を知り、これから自分がなりたい姿を考えるきっかけにする

研修を通して自社理解をする(会社が目指す姿や、自社の「期待人材」「活躍人材」を理解する)ことで、自分たちが、会社やお客様から何を期待されているのかを知り、これからなりたい姿を考えたり、自身を振り返るきっかけにしてもらうことも、今回の研修の目的となっています。

※活躍人材とは…入社後に業務上の様々な場面で能力を発揮し、企業が期待するような活躍ができる人材のこと。その会社で定義されている“一人前”の要件を満たした人材のこと。

※期待人材とは…将来、活躍人材に“なれる可能性”を秘めた人材のこと。(新卒採用などでは、この“期待人材”を採用する企業様が多いですね！即戦力ではなく、入社後に知識・経験を積むことで活躍人材になれる可能性がある人材のことを指します。)

研修の内容

＜事前ワーク：自社分析＞
まずは研修前に、各社で自社の分析を行い、「この会社で活躍できるのはどんな人材か？」を考えるワークを実施しました。

＜研修当日：お互いの会社へ提案＞
研修当日は、トーコンさんとタイキの新人が各2～3名ずつ集まり、全3チームでグループワークを実施しました。
グループ内で、タイキはトーコンさんへ、トーコンさんはタイキへ、お互いの会社についてをヒアリング。

そのあと、ヒアリングした内容をもとに、「どんな人を採用すべきか？」、お互いの活躍人材・期待人材をプレゼンしていきました！

研修を受けてのメンバーの反応

研修実施後、参加した新人メンバー全13名にアンケートを実施しましたが、13名全員が「研修に参加してよかった」と回答してくれました！

「事前ワークを通して、自社理解を深める機会になった」
「自社のことも知らないのにお客様のことなんて表面のほんの一部しか知れないだろうなと感じ、お客様の理解をより深めたいと思いました。」
「自身のヒアリング力の課題に気付くことができた」
「ヒアリング前の事前準備の大切さに気付けた」
「他社の同い年の方が、どんな営業をするのかを間近に見られて勉強になった！」

などなど…、研修を通じて、みんな様々な気づきを得られたようです◎

研修後は懇親会も実施しましたが
「研修の時とは違い、フランクに話すことができた！」

「営業同士で“あそこのエリアを担当しているんだ”“負けないぞ！”という会話もでていて印象的だった。」
「自社以外にも仲間がいるんだ！と思えて、モチベーションが上がった！」
など、カジュアルな場でざっくばらんに話すことができ、お互いに交流を深めることができたようです♪（中には、2次会でカラオケまで一緒に行きました！というメンバーも…！）

最後に。

研修を通して、お客様に最大限の価値をお返しするために、これから自分たちが身に付けていくべきこと、改善していくべきことなど、それぞれ色々な気づきが得られた研修となりました！

お客様から言われたことをただ鵜呑みにして対応するだけであれば、私たち営業は必要なくなってしまうでしょう。
目の前の採用の“その先にあるもの”に目を向け、お客様の本当に求めていることに踏み込んで提案できる営業であることが、私たちが存在する理由なのかもしれません。
そのためにも、日々、自分たちも成長していく必要があるんですね…！

そして、こういった研修を一緒に実施することができ、一緒に切磋琢磨できる存在が社外にもいることは、本当に有難いことだなと感じます。
新人たちはもちろん、私自身も、同世代のマネージャー陣と交流ができ、それぞれの“会社に対する想い”　“この仕事に対する想い”　“若手メンバーへの想い”など、熱いお話を伺うことができたので、とても刺激をいただきました…！
せっかくのこの関係を絶やすことなく、次へ繋げていきたいなと思います。