入社1年半にして、リクルート社が主催する「クリコン」でダブル受賞をした、制作部の新鋭、アヤト。広告制作の裏側を聞いてみました。

はたらく仲間

クリコン(クリエイティブコンテスト)とは、東名阪のリクルートのトップパートナー代理店の中で原稿表現のクオリティを評価するコンテスト。

今回はそのクリコンでタウンワーク部門とリクナビNEXT部門のダブル受賞をしたアヤトくんに、制作の裏側について、インタビューしました。

任されたからにはいいものをつくりたい。

I・N
なつみ

クリエイターの方に取材をするというのはとても緊張します。よろしくお願いします。

T・A
アヤト

そうっすか?よろしくお願いします。

I・N
なつみ

クリコンを受賞した広告、面白いですね~。反響営業の仕事を野球に例えたり、コンビニのオーナーをまるで娘を嫁に出す父親かのように見立てて表現したり。読んでいて楽しくて、にやにやしてしまいました。

T・A
アヤト

ありがとうございます。

I・N
なつみ

こういった求人広告がどのように出来上がったのかをまずはお聞きしたいです。

T・A
アヤト

1つ目の原稿は、反響営業とはいえあまり人気の高い職種ではないためなかなか採用に繋がらなかった仕事です。しかし、営業さんとお客様の関係がとても良かったので、今回も制作の思うように作っていいよと任せてもらいました。

I・N
なつみ

では、反響営業の仕事を野球に例えるというのは、アヤトさんのアイデアですか?

T・A
アヤト

そうですね。これまで効果が出ていなかったので、面白く見せられてイメージが湧くような伝え方ができないかなと思ってました。

発注(打ち合わせ)前の資料(会社概要や仕事内容)を読んでいて、なんか団体スポーツっぽいな~と思ったんです。

でも野球に例えるなら、打席数とか打率とか、具体的な数字が欲しいなと思って。営業に相談したらその場ですぐにお客様に確認をとってもらえて。

コンセプトはすぐに決まりました。

I・N
なつみ

クレーム対応を「全員守備」と表現しているところも雰囲気が伝わってきますね。

T・A
アヤト

ターゲットを孤立無援で働いている人と設定したので、ここは結構悩みましたね。「守備の名手」とか「鉄壁の布陣」とかいろいろ考えましたけど、結果的には「全員守備」が一番しっくりきました。

I・N
なつみ

2つ目のコンビニの募集も同じ観点ですか?

T・A
アヤト

そうっすね。コンビニはどこにでもあるので差別化が難しいです。

でも営業さんとの打ち合わせの中で、このお店には留学生のアルバイトをとりまとめるリーダーが必要だということが見えてきて、コンセプトが決まりました。

I・N
なつみ

オーナーを留学生(娘)たちの父親と見立てたのですね。

T・A
アヤト

はい。アルバイト思いのオーナーの人柄も伝えたくて。

娘を持つ父親の気持ちになってキャッチを何本も作りました。先輩たちに見せてはダメ出しをくらって。他にもデザインが良くないとかリードが長いとかも言われましたね。

でも自分として譲りたくない部分もあったので、最後まで葛藤しました。

I・N
なつみ

制作中はどんな気持ちだったんですか?

T・A
アヤト

夢中でした。楽しかったです。

でも変なもの(妥協したもの)は作りたくないと思っていたので、頭の中は広告のことでいっぱいで、たばこを吸ってても家に帰っても、わかりにくい表現はないか、ちゃんと伝わるか見直して、最後まで赤入れしていました。

I・N
なつみ

広告が世に出た時に気持ちはどうでしたか?

T・A
アヤト

単純に嬉しかったっすね。通勤中にスマホでチェックして、心の中で「キター」って思いました。効果が出るかが不安でしたが、採用までつながったと聞いて安心しました。あと、営業さんから、お客様が制作に頼んだことを信頼してくれていたことや、納品したときに広告を見て喜んでくれたという話を聞いて、それも嬉しかったです。

クリエイターとしてかっこつけていきたい。

I・N
なつみ

ところでアヤトさんはなぜこの仕事を選んだんですか?

T・A
アヤト

もともと新卒でテレビ制作会社に入ったんですけど、オペレーターの仕事が多くて自分が目指してるものは違う気がして辞めました。その後は数年間フリーターをしてたんですけど。でもやっぱり、自分の力で何か生み出したいと思うようになって、ですね。

I・N
なつみ

なんでクリエイターになりたいと思ったんですか?

T・A
アヤト

いや、なんか、かっこいいなと思って(笑)

I・N
なつみ

(笑)それですか!

T・A
アヤト

それっす。

I・N
なつみ

まさか、クリコンも?

T・A
アヤト

かっこつけたいから、狙ってます。

I・N
なつみ

(笑)わかりやすい!

T・A
アヤト

自分は飽きっぽい性格なんですけど、この仕事はつまらないと思ったことはないです。面白いです。

I・N
なつみ

周りの先輩たちの影響も大きいんですか?

T・A
アヤト

そうですね。少し前の自分は、営業さんからもらった情報を見て、第一印象で広告の出来上がりの良しあしを決めつけてたところがあるんですけど、先輩たちから多角的にものを見ることを教えてもらってから変わった気がします。

I・N
なつみ

例えば?

T・A
アヤト

乱雑な背景の写真が使い方によっては、味が出て見えたり、今回みたいに仕事がスポーツに例えられたりですね。

I・N
なつみ

なるほど~。こういった、何かを生み出す仕事、一生の仕事にしたいですか?

T・A
アヤト

そうっすね。おじさんになってもスーツは着たくないっす(笑)

I・N
なつみ

最後に今後の目標を教えてください。

T・A
アヤト

1つはクリコンの常連になることです。表現にこだわって効果を出せるクリエイターになりたいです。

もう1つは指名で仕事を取れるクリエイターになりたいです。得意分野をつくりたいです。

I・N
なつみ

そうですか。アヤトさん、かっこいいクリエイターの道、まっしぐらですね。ありがとうございました!

現在制作部では営業と一緒にクリコン入賞を狙った広告つくりにも力を入れているそうです。

次の提案の準備として新しい表現に挑戦したいという広告依頼もきており、アヤトさんはもちろん自ら手を挙げてその制作に勤しんでいます。

その他にも、営業と一緒に取材にも積極的に出かけるアヤトさん。これから新たに生まれてくる広告が楽しみです!